Value Excellence - バリューエンジニアリング
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社団法人 日本バリューエンジニアリング協会



  CVS認定試験申請に必要なVE実務経験

 

● カテゴリー1:VM(VE)実践活動

  申請者の立場によって必要要件が異なります。次の(1)(2)からいずれかを選択してください。

(1)申請者の立場が主に【VEの実務者】の場合

48CP(480時間)以上のVEスタディ【10時間につき1CP、端数の時間は切り上げて算出】

48CP以上のVEスタディは、12件以上の実施によるものとする。
チームメンバーとしてのVEスタディでも、チームリーダーとしてのVEスタディでも可とする。

注1) VEスタディは、次の要素で構成される。
1. 価値向上を目指し、組織化されたプロジェクトを実施する。
2. VE実施手順(ジョブプラン)に従って活動する。
3. 機能分析を実施する。
4. 通常スタディ前後の「プレ」「ポスト」スタディでは、チーム全員が参画して検討する必要がある。ワークショップの準備およびワークショップ後(実施時間ではなく)にも正式な会合を開くのが望ましい。
5. 情報収集や提案実施に関する活動は、スタディの成功に不可欠であるものの、実際の稼働時間の中に含まれない。
注2) チームリーダーは、チームの一員で、スタディ実施で他のメンバーよりも大きな責任を負う。

◆提出書類
1. 機能分析を実施したことを示す資料。
【例:機能一覧表、機能系統図、機能評価シート】
2. VEスタディで実施したVEの手順(ジョブプラン)を示す資料。

(2)申請者の立場が主に【VEの管理者】の場合

次の1)と2)の両方を満たしていること。

1)
8CP(80時間)以上のVEスタディ
【10時間につき1CP、端数の場合は切り上げて算出】
8CP以上のVEスタディは、2件以上の実施によるものとする。
チームメンバーとしてのVEスタディでも、チームリーダーとしてのVEスタディでも可とする。

2)
3年以上フルタイムのVEプログラム管理者としての活動で、24CP(1年間で8CP)以上。

注1) VEプログラムの管理者は、VEプロセスのエンドユーザーに対するVEプログラムの管理と監督を行う。通常はユーザーである企業に所属しているケースが多いが、組織のVEプログラム管理を契約で任され、外部コンサルタントがプログラム・マネジャーを務める場合もある。プログラム・マネジャーはプログラム全体の統括責任を負っており、実際のVEスタディにメンバー、リーダーとして参加しないこともある。

◆提出書類
1. 機能分析を実施したことを示す資料。
【例:機能一覧表、機能系統図、機能評価シート】
2. VEスタディで実施したVEの手順(ジョブプラン)を示す資料。
3. VEプログラム手順の詳細、組織図、プログラム実施指令、プログラム活動概要をまとめた資料。

 

 
●カテゴリー2:VE学習活動

  次の(1)〜(7)の項目で、合計30CP以上【端数の時間は切り上げて算出】

No.
項目
CP
(1)
日本VE協会主催の研究会または各種会合に参加した場合
1CP/10時間
(2)
日本VE協会主催のVE全国大会または地域VE大会に参加した場合
1CP/10時間
(3)
日本VE協会または他の専門団体主催のセミナー、研修会に参加の場合【VE学習経歴のところで出てきたものは除く】
1CP/10時間
(4)
大学のVE関連の授業を受けた場合
1CP/1単元
(5)
4年生大学以上を卒業した場合
20CP
(6)
短期大学または高等専門学校以上を卒業した場合
10CP
(7)
次の公的資格を取得し、登録している場合
(技術士、公認会計士、1級建築士、中小企業診断士、
J−CMC)
5CP/1資格

(7)の資格がCPとして認められるのは1回のみ。申請の時点で有効な資格がCPとして認められる。

◆提出書類
 ・それぞれを証明する資料

 

 
●カテゴリー3:VE専門的活動

  次の(1)〜(5)の項目で、合計10CP以上【端数の時間は切り上げて算出】

No.
項目
CP
(1)
ワークショップ・セミナー等、VEに関連する教育を社内外で行った場合
1CP/5時間
(2)
VEに関するオリジナルな論文、著書(共著を含む)、学位論文等を執筆し、専門家による審査を受けた場合
3CP/1製作物
(3)
VEに関する新聞記事、社内報、支部のニュースレター等を執筆し、専門家の審査を受けなかった場合
1CP/1製作物
(4)
VEに関する発表・講演(30分以上)等を公開の場で行った場合【社内は除く】
1CP/1回
(5)
日本VE協会の活動への参画
1.団体会員または個人会員の場合
1CP/1年
2.支部運営委員、または支部事務局の場合
4CP/1年
3.支部長、または副支部長の場合
8CP/1年
4.本部委員会の委員長、または委員の場合
4CP/1年
5.資格制度委員会の委員長、または委員の場合
8CP/1年
6.理事の場合
10CP/1年

(2)(3)で著者が複数いる場合は、比率配分する。

◆提出書類
 ・それぞれを証明する資料


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