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● Canon Hi-Tech(Thailand)Ltd. 岩藤 雅浩 VES
私がVEに出会って10年程たったころ、一つの疑問が生じました。これはどの企業でも当てはまるのではないかと思いますが、良い悪いは別としてVEが「企業流のVE」に変化してきていると感じました、VEを単なる「手法」として活用し、効率、簡素化のためにVE本来の「考え方」が希薄になっていると感じました。「VEをもっと深く知りたい」という思いから、産業能率大学主催のVE−公開WSSに参加しました。異業種の方々が集まり、初心に戻ってVEの考え方を徹底的に理解できたことはとても刺激となり、頭の先から足の先まで、本来のVEの考え方にドップリと漬かることができた機会でした。この時の仲間とは今でも交流が続いています。
さて、このような経緯から、VELの次はVESと考えました。自分はどこまでVE本来の考え方を理解できているのか、どこまで体得できているのか。いざ勉強を始めるとまだまだ「上辺だけの知識」しか習得できていないことに気が付きました。よって勉強は、単なる知識の詰め込みだけではなく、VEコーディネーターとして指導、支援ができる能力を高めることに重点を置きました。本の丸暗記、知識詰め込み型の勉強だけでは意味がありません。指導、支援する立場として、自分の考え方を自分の言葉で表現できることが重要です。余談ですが、時間的に苦労した事は、試験の前週にVE全国大会での論文発表があり、その準備とVES受験勉強が重なってしまったことです(今後受験日の配慮をお願い致します)。
現在、VEの仕事を離れ、タイ国にて仕事をしております。仕事のミッションは変わりましたが、今後もVEは私にとって「考える力」の拠り所になることは間違いないと考えております。
● 日立粉末冶金(株) 新井 敏雄 VES
当社のVE活動は、1966年TFP-VAが発足したのが始まりで、その後、VEの推進組織が設置され、30年経過しました。
その中で、私とVEとの関わりは、工程改善を中心とした生産性VEの研修会に参加した15年程前だと思います。
現在は、VE推進部門に所属し、製品VEを展開して9年が経過しました。また、VEL受験の時期にはVEL取得の支援を行っており、こうした中で、私自身も自己啓発として、VES取得を目指してきました。
VES受験の取組みは、今回が3回目の挑戦でしたが、1.5ヶ月前と出遅れました。まず初めに過去の失敗を反省し、自分なりに勉強方法を組み立てました。
参考書は「新・VEの基本」を中心に、CD-ROM版「新・VEの基本」「VEL認定試験問題とポイント解説」の3冊に絞りました。
ステップとしては、
1.本はじっくり読み返し、WSSと結びつけながら十分理解するよう心掛けること。
2.昼休み20分を「新・VEの基本」の読書。
3.試験問題を想定し、論文の事前準備。
4.どの程度理解しているかを定期的に確認し、弱点項目を重点に学習。
を守り、進めました。期間中、某自動車メーカーさんとTFPを組み、共同VEを展開中でもあり、実務と結びつけながら勉強できた事も幸いしたと思っています。
合格の知らせを受け一安心致しましたが、短期間の勉強では無理があったと反省しています。
これを機に更なる研鑚を積み、実務に磨きをかけたいと思っています。
VES
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