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社団法人 日本バリューエンジニアリング協会



  VES合格体験記            

● 西日本旅客鉄道(株)   杉本 守久 VES

 1998年に実施された第1回VEスペシャリスト認定試験以来、これだけこの試験を受験したかったことか。受験したいが受験できないのである。必須受験資格要件である、「日本VE協会が認定する48時間以上のVE-WSS」を受講・修了していないためである。簡単に果たせるようで難しいこの要件を満たすため、数々の企画を練りあげ社内で上申したが、ことごとく却下された経験を持つ。当たり前である。個人資格であるVES取得のために、会社がウン十万円もの経費支出を認める訳がない。途方に暮れ、半ば諦めていた時に協会がその救済策として「VM実践塾」を新設し、3講座受講すればVELと合わせて基準を満たすとされた。このチャンスは絶対逃せない。これで駄目なら打つ手なし。その頃を思い起こすと、本末転倒そのものであり、目的がVES受験でなく、VES受験資格取得にすりかわっていたのだと思う。どちらにせよ熱い想いというのは恐ろしい。

 さて、そんな苦労の末、2002年11月の本番を迎えた訳だが、設問内容は基本的な事柄から応用力を問うものまでバラエティーに富み、しかも全て記述式である。分かってはいたが、これがまた手強い。試験作成者の顔が見たいものである(本当は知っています、先生ごめんなさい)。といった状況下、全設問に記入し終えたのが終了5分前であった。VEL資格のおかげで免除となった問題の記入時間を考えると恐ろしい。

 今年受験される方は、VEL資格をお持ちの方が絶対に有利です。8月に実施されるVEL認定試験の受験をお勧めします。

 

 VES