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● オムロン株式会社 山田 智浩 VES
VEL取得から2年。そろそろ次のステップとしてVESの受験を決めました。
さて、受験に向けての準備についてですが、合格者の方々の体験談が参考になりましたので、私の場合もなるべく具体的にご紹介します。
使用した書籍は、「新・VEの基本」「VE用語の手引」「VE入門 Q&A」「VEL練習問題集」およびVM実践塾テキストです。学習に着手したのは10月初めからで、受験までの間、1日に1時間程度を学習時間に充てました。
学習方法は、初めに書籍を読み重要と思われるキーワードをピックアップし、その言葉の定義や目的・必要性など関連する概念をまとめシートにまとめました。後は、これを原稿にして、あまり深く考えずただひたすら書いて覚えました。実際には、紙と鉛筆ではなくパソコンとキーボードでした。初めは単なるトレースでしたが、そのうちキーワードを見ただけで内容がスラスラと打てるようになり、さらに何日か続けていると、キーワードに対する理解が深まり、キーワード間の関連性が見えてきたりします。それをまとめシートに追加修正しつつ、一方でひたすら打ち込むという行程を繰り返しました。
また、出張時の移動時間などを利用し、書籍を読み、まとめシートに追加すべき内容があれば追加しました。これにより、あと1週間という頃には、まとめシートの内容はほぼ完全に頭に入り、自分なりの表現で書ける状態になっていました。
全くの受験対策として勉強を始めたわけですが、試験を終えて振り返ってみるとVEに対する理解がさらに深まっていることに気づき、受験してよかったと感じています。
みなさんもぜひチャレンジしてみてください。
● パシフィックコンサルタンツ株式会社 横田 尚哉 VES
VEは、公共事業の世界では、まだ新しいものです。私は、公共事業に関するコンサルタントを業とする会社に勤めています。この中で、日本の公共事業にVEが必要と感じてから、多くの発注者にVE活用を勧めてきました。
VESを取得して、さらなるVE推進者として活躍しようと思ったのも、今の公共事業が、財政難という大きな課題に直面していることを何とかしたいという気持ちがあったからです。
VESの勉強方法は、単純なものでした。「新・VEの基本」を何回も”熟読”しました。熟読とは、熟考しながら読むことであり、精緻に読む精読ではないところがポイントです。
私にとって好都合だったのが、VE基礎研修の講師をすることが多かったことです。人にVEの基本を教えるには、自分が理解しておくことが必要です。しかも、声に出すことは、頭での暗黙的な理解から明確な理解へと進めることが必要です。
その結果、VESに無事合格することができ、建設コンサルタントの業界で一人目のVESになることができました。この資格のおかげで、公共事業へのVEコンサルタントの仕事が増え、財政難に苦慮する発注者を助け、住みよい社会づくりに貢献する機会が増えました。
これから受験する方にぜひ伝えたいことは、本の丸暗記ではなく、本で伝えようとしている”VEの基本”を理解することです。そして、できればそれを声に出して、誰かに説明する機会を得れば、なおいいでしょう。
公共事業の世界では、VEを推進する人がまだまだ必要です。多くの方にVESにチャレンジしていただき、より価値の高い公共事業の実現に、活躍できる方が増えることを望んでいます。
VES
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