Photo


ご質問はこちらへ

社団法人 日本バリューエンジニアリング協会



  VES合格体験記            

● 福田道路株式会社   伊藤 勇 VES

 生来怠け者のうえ心配性ときているが、さすがに齢を重ねてくると「このままじゃあいけない」という気になってくる。そしてたどり着いたのがVESであった。「資格は自分を救うかもしれない」という思いからの挑戦であったが、出題には全く見当がつかず、すがるような気持で実施要領の合格体験記を読んだものだった。
  何といっても解答の柱となる「新・VEの基本」を繰り返し読むことと下記の点を奨めたい。
@「VEの定義」「VE5原則」「VEの用語」の意味と意義を答えられるようにしておく。
A「VE実施手順の目的と留意点」および「機能の定義と他のステップとの関連」について理解をしておく。
B身近な家電製品などの「機能系統図」を書けるようにしておく。
CVESの資格に必要な「VE管理」の中のVE結果の評価方法を把握しておく。
D自らの体験を基に事例研究として、ある会社のVE活動の良否と改善方法について記述できるようにしておく。
  何としてもVESを取るんだという気構えが合否を決める。都合3回のVM実践塾参加での挑戦であった。久々の上京で、夜は一人で新宿末広亭、上野鈴本など寄席通いで楽しい時を過ごした。初めて行った歌舞伎座の三階席では歌舞伎好きだった亡き父の存在を近くに感じた。生前大向うで「音羽屋〜」と掛け声をかけ「うるさくてしょうがなかった」と母から幾度となく聞いていたからだ。
  VEに取り組んで得たものは「粘り」であった。仕事で上手くいかず原因を追うと、機能できないでいる「人」がいる。その「人」を補完できないでいる組織がある。その「粘り」で顧客満足のため機能するのが自分の仕事だと思っている。

 

● 石川島播磨重工業(株)   薄衣 光明 VES

 私のVES受験対策は、VES認定試験が「VE専門家として備えるべき諸知識や技術、経験を持っている人材であること」を認定するものであり、VES合格体験記や諸先輩の方々のアドバイスから、「VE専門家としてVE活動を実践、推進するために必要な知識や技術をブラッシュアップするとともに、質問された内容に対し分かりやすく論述できること」としました。
  具体的には、主に次の3つを行いました。
  一番目に「新・VEの基本」をもとに、VE独特の用語、各細部ステップや手法、それらの相互関係の意義や必要性について解答を作りました。説明力不足な部分は、「VE用語の手引」や「新VE入門Q&A−あなたの疑問に答える99問−」なども参考にしました。これにより解答の引出しが多くできたと考えています。
  次に、機能で考えるためのVE独特のツールである機能系統図を、身近なものについて漏れなくダブリなく書きました。これにより、納得性・説得性のある機能系統図作成に役立っています。
  最後に、VE活動を推進する上でのVESとしての具体的施策やVESの役割を、色々な場面で論述できるように練習をしました。
  実際の試験では、解答をいきなり書きだすのではなく、設問の意図を確認し、論文の構想を練るために1、2分程検討するようにしました。
  このようなVES受験対策を通じ、VE活動を率先して推進する意欲を高揚するように、働きかけるためにも役立っていると考えています。
  最後になりましたが、VES受験に際し多くの方々にご指導をいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。また、今後VESを受験される方々の健闘を心からお祈り致します。

 

 VES