2011年度協会顕彰

本会では顕彰規程を制定し、本会事業やVEの発展、またVEに関する研究開発や普及活動において顕著な功績のあった方々をVE全国大会において表彰しています。

2011年度の顕彰者は次の方々です。おめでとうございます。

VE経営者賞

下村節宏氏
下村節宏 氏〔三菱電機株式会社 取締役会長〕
2006年4月の社長就任以降、短時間で実施できる「1図面VE」や機能に着目した「テアダウン」等のツールを用いて全社VE活動の再活性化に取り組まれ、VEの定着化を強力に推進された。また、2006年6月には理事(現在は顧問)に就任され、VEの普及および発展に大きく貢献された。
鬼頭正雄氏
鬼頭正雄 氏〔株式会社安川電機 専務取締役〕
生産部門の責任者として工場の経営や生産性改善、原価低減およびVE活動を指導・推進され、同社の原価低減活動やVE活動の推進、人材育成などにリーダーシップを如何なく発揮された。また、西日本支部の支部長として当地におけるVEの普及・発展に大きく貢献された。

VE功労賞

管 康人 氏
管 康人 氏〔元・キヤノン株式会社 理事・CE本部長,CVS〕
2006年6月よりバリュー・マネジメント・アカデミーの委員長に就任し、以来、組織体制の確立と開発研究会による理論・技法の研究活動を積極的に推し進め、わが国産業界におけるVEの発展とVE技術の深耕において多大な貢献があった。
吉井康雄 氏
吉井康雄 氏〔大阪経済大学 経営学部教授,CVS〕
2004年5月より会報編集委員会(現・VE誌編集委員会)の委員長を務め、誌面の刷新やコンテンツの充実化にリーダーシップを如何なく発揮された。バリュー・エンジニアリング誌の発刊を通じ、わが国産業界におけるVEの発展とVE技術の深耕に多大な貢献があった。

VE特別功績賞

中部産業連盟
社団法人中部産業連盟 殿
1965年の協会設立以来、44年間にわたって中部支部の事務局を務めていただき、その間、中部産業界におけるVEの普及・定着や会員の拡大、支部活動の充実と活性化に多大な貢献があった。本年3月をもって支部事務局が本部に移管されたことを受け、永年にわたるご精励とご功績を称えるものである。

VE学術功績賞

田中雅康 氏
田中雅康 氏〔東京理科大学 名誉教授、目白大学大学院 教授,CVS〕
原価企画研究の世界的権威であり、40年以上にわたって国内外の先進企業を多数指導され、わが国における利益管理・原価管理の研究と発展に大きく貢献された。著書は原価に携わる方々の必読書になっており、その輝かしい功績はVE学術功績賞の受賞第一号に相応しいものである。

普及功労賞

足立忠郎 氏
足立忠郎 氏〔鹿島建設株式会社 建築管理本部建築設備部次長,CVS〕
2006年4月から2010年3月まで東日本支部の運営委員を務め、2007年6月から2009年3月までの2年間は副支部長としてリーダーシップを発揮、特に建設業を対象とした事業推進に貢献した。社内ではVEL養成講座の講師やVE提案検討のほか、公的機関へのVE指導を行うなど普及に努めた。
芝本幸太郎 氏
芝本幸太郎 氏〔ダイハツ工業株式会社 リソーセス開発推進部経理室原価企画グループサブリーダー〕
2004年4月から現在まで関西支部の運営委員を務め、「実践原価企画研究会」においては中核メンバーとして活動の円滑推進に大きく貢献している。社内では原価企画活動の推進役として効率的な活動の仕組みや運用ルールの検討・策定を進め、VE案の抽出・提案に取り組んでいる。
高須智之 氏
高須智之 氏〔日本車輌製造株式会社 経営監査部内部統制推進室担当次長〕
2002年4月から2011年7月までの9年間、中部支部の企画委員として中部VE大会や地区VEセミナーをはじめ、VE見学会などの企画・運営に尽力。各種活動の活性化と支部活動の充実化の面で多大な貢献があった。
故・津野義包 氏
故・津野義包 氏〔前・社団法人中部産業連盟 非常勤参与〕
永年にわたり、中部産業界に対してVEの普及啓発のための諸事業を展開。また、1967年から2011年3月までの44年間にわたって中部支部の事務局を務めた同連盟において、足かけ24年間事務局の責任者を担当され、会員の拡充活動や支部活動の活性化、VE全国大会の名古屋開催などの面で多大な貢献があった。
中西和雄 氏
中西和雄 氏〔マツダ株式会社 収益管理本部原価企画部主幹,VEL〕
2007年4月から2010年3月まで西日本支部の副支部長としてリーダーシップを発揮。その間、VE塾の成果報告会を同社施設にて継続開催するなど、支部活動の活性化に大きく貢献した。社内ではテアダウンとベンチマーキングの推進やVE教育を担当したほか、地域貢献の一環として公的機関のVE支援活動にも尽力した。
水谷彰利 氏
水谷彰利 氏〔アイシン・ホールディングス・オブ・アメリカ 副社長,VES〕
アイシン精機原価企画部在籍中は、中部支部の企画委員として中部VE大会や地区VEセミナー、「原価企画とVE研究会」の企画立案と円滑運営に尽力。社内ではVEの基礎教育を再導入してからは自ら講師となって指導を開始。グループ各社にも展開してVEの活用促進に努めた。コスト評価ツールの構築にも注力し、グループ各社に展開を進めた。
山田康晴 氏
山田康晴 氏〔株式会社島津製作所 設計技術センター長,VEL〕
関西支部の運営委員を10年間にわたって務め支部活動の活性化と事業拡大に大きく貢献した。社内でのVE適用件数は10テーマ以上で、VEL資格の奨励にも力を入れている。また、2009年からは地元の大学で機械系学生を対象にVE手法を紹介するなど、地域貢献にも積極的に取り組んでいる。
吉見三郎 氏
吉見三郎 氏〔日本電子株式会社 医用機器本部技術顧問,CVS〕
東日本支部の運営委員(1998年~2007年)をはじめ、日本CVS会の委員やVMA「価値企画研究会」のメンバーなどを歴任。特に開発段階におけるVE普及の面で貢献があった。社内においても、VEプロジェクトの実践活動ならびに指導、VE教育体系の再構築、原価企画活動の体制構築・推進などに尽力した。

VE活動優秀賞

三菱重工業株式会社
三菱重工業株式会社 原動機事業本部
ブレード・燃焼器製造部
所 在 地:兵庫県高砂市
事業内容:産業用ガスタービン・蒸気タービン・火力プラントの製造
受賞理由
サプライヤーとの共同VE活動を積極的に展開し、事業部門の業績向上に大きく貢献するとともに、その後の全社事業方針へと発展させた。サプライヤーも受講できる入門研修を毎月開催してVEの基本知識を浸透させる一方、サプライヤーからのVE提案を積極的に引き出すための成果配分の採用、情報の共有化も積極的に進めている。
横河電機株式会社
横河電機株式会社 技術企画センター
横河マニュファクチャリング株式会社 生産技術本部
所 在 地:東京都武蔵野市
事業内容:生産制御システム・計測機器等の製造および保守・運用サービス
受賞理由
VE思考をチーム活動を行う上での共通言語と位置づけ、機能と品質を確保しつつ製造原価を低減する活動として定着している。2008年からはライフサイクルの最上流から機能本位の思考を展開する活動を強化し、ライフサイクルコストの極小化と全体最適に向けたコストエンジニアリング活動として一気通貫で推進している。