合格体験記

大阪経済大学

吉井康雄 さん / CVS



CVSの合格にむけて共に苦労した友人が「今さら何故CVSを受験するの?」と私に問いかけたところからお話ししたいと思います。
CVS受験の動機は、VEによるバリュー・デザインの普及にあります。松下電器産業に勤めていた時に、松下正治社長最後の年にVE社長金賞(第1回)受賞という栄誉に恵まれましたが、私はその当時、会社のなかで優れたコストカッターの一人であったろうと思います。
“合理的なコストダウンの手法=VE”を御旗にしていた私への大手取引先からの苦情は、取引先も喜んでくれるVEへの展開の道を模索させました。その結論が、“競争力あるビジネスモデルの構築と実践=VEによるビジネスのバリュー・デザイン”です。その実践の機会を得たのが、「松下通信工業に経営企画室を作るように」という特命をおびて出向を命じられた時です。
私が作った中長期事業戦略のフォームは、“競争力あるビジネスを、衆知を集めてデザインし、実践するフォーム”で、その策定と実践の基盤構築に約5年の歳月を要しましたが、その成果は、社長の「吉井君、経営企画室ができるぞ。君を経営企画室長にする」という言葉に集約されています。
周囲の状況から私の経営企画室長は実現せず、“環境への戦略的適合=ビジネスモデルのバリュー・デザイン”への挑戦の夢は退職により、中座、今日に至っています。
松下電器産業で経験したVEをベースに、私がこれから目指すVEの方向は、環境VEであり、意思決定、あるいは、政策決定のVEで、それにチャレンジできる場への積極的な参画です。
今回のCVS合格は、CVSの先輩のご指導の賜物と感謝しています。CVSに挑戦される方々に次の言葉を送りたいと思います。
「CVS合格を“新たな挑戦”への火種に!」