合格体験記
株式会社フジタ
藤野俊彦 さん / VEスペシャリスト
私のVES受験のきっかけは、VE推進者からの受験依頼という受身のもので、しかもその時点ではVELの資格すら取得していない状況でした。
弊社は、VEに関して長い間積極的な取り組みを実施しており、建設業の中では多くの実績を挙げ評価も受けていますが、私個人としては、若い頃に行っていたVE活動の記憶が戻りつつも、しばらく中弛み状態だなという反省がありました。そこで一念発起して、2年計画でVELとVESの取得を目指すことを決意しました。
VELもVESも基本は同じ、「新・VEの基本」の理解が中心です。徹底的に読み込みを行うことに重点を置きました。というよりも、片道2時間弱という通勤時間が勉強時間であったため、正直言って読むだけでした。1年目に無事VELに合格し、その勢いで一気にVESの受験に取り組みましたが、事前に受講した最後の講座「ブラッシュアップ講座」の受講時に、VESの出題内容の概要を知ると同時に自分の実力のなさを痛感しました。
やはり、VESの試験は表面的な理解では太刀打ちできません。頭では理解しているつもりでも、いざ記述しようとすると全く歯が立たないという状況でした。試験までは残り1ヶ月程度しかなく、すでに最後の直線に入っている時期でした。そこからは自分でテーマを決めて想定問題を作成し、とにかく自分の言葉で記述することに集中して取り組みました。このラストスパートが功を奏し、最後は何とか鼻差で滑り込んだかなという感じです。
いずれにしても、VES合格はゴールではありません。活用してこそ意義があります。実際の業務の中で活かしていけるよう、今後ともなお一層の精進をしていく所存です。全くお恥ずかしい体験記ですが、反面教師として捉えていただければ幸いです。