トピックス

自治体向けに設計VEの講習会を開催(2006.03.17)

去る2006年3月17日、東京・渋谷のフォーラム8で「公共発注者のための設計VE」特別講習会を開催しました。

『トータルコストの80%は設計段階で決まる』といわれるように、国土交通省の関東地方整備局をはじめ、最近では複数の中央省庁や地方公共団体が「設計VE方式」を導入・試行するなど、事業の川上でVE検討を行う傾向が顕著になってきたことを受け、設計VEのいっそうの普及・支援を行うもので、当日は全国の県庁や市役所、道路・鉄道会社など、公共発注機関の担当者80名が参加され、設計VEの導入実務を熱心に聞き入っていました。

講演する中神氏(日本VE協会)


設計VEの最新動向(パシフィックコンサルタンツ・横田尚哉氏)に始まり、VEの考え方と進め方(日本VE協会・中神芳夫氏)、品確法など各種施策とVEの関係(ソルブコンサルティング・宍戸利彰氏)、設計VE導入の手順と課題・運用のポイント(上野VM研究所・上野 孝氏)についての講演に加え、すでに設計VEを導入している自治体より、建築系(東京都財務局建築保全部・中村雅幸氏)と土木系(大分県土木建築部・中村充宏氏)の取り組みをそれぞれご紹介いただきました。

講演者との質疑応答


昨今の厳しい財政事情を背景として、参加者からは『VEは原設計を否定するものではなく補完するものだということが良くわかった』『設計VEは職員のモチベーション向上につながる』『先進自治体の取り組みが参考になった』『新年度からの設計VE試行を前にグッドタイミングだった』といったコメントが寄せられ、本講習会は大盛況かつ大成功のうちに終了しました。