VE導入事例
導入事例 『「VEリーダー1万人プロジェクト」が企業力を底上げする』 >>VE活動推進のポイントを聞かせてください
まず、トップの理解と協力が持つ威力は大きいと思います。VE活動という陽のあたりにくい、しかし企業力を底上げする活動に、レスペクトを与えるのは、一つには成果。そしてもう一つは、トップの理解と支援です。トップが繰り返しVEの重要性を説いていくことで、VEに対するレスペクトが高まり、理解が深まり、人が育ち、輪が広がり、成果に結びついていきます。
また、VE担当者のレベル確保も重要だと思います。日立グループでは専任者で組織をつくり、グループ内のさまざまなプロジェクトに専任者を派遣して、VE活動を進めています。専任者のレベルや、各プロジェクト内でVE活動にあたる担当者のレベルが足りていなければ、VEの効果は下がります。社内から「VEをやっても結果が出ない」という声をもらうこともありますが、それは担当者のVEへの理解や実践力が不足していたから、という場合が多々あります。活動のキーマンのレベル向上も、VE推進のカギとなるでしょう。あと、VEを原価低減の手法だと思う人が多いですね。そういう捉え方は分かりやすいですが、正しくありません。VEは普遍的で、幅広いオールマイティな手法で、すべての基本となる理念です。だからこそ、捉えにくく、普及にも難しさがあります。私たちも、VEを理解しやすくするために、原価低減をテーマに話しているときは、原価低減を入り口にVEを説明しますし、バリューセールスがテーマのときは、バリューセールスの観点からVEを解説します。しかしそうすると、どうしてもこぼれ落ちるものがあって、VEの本質を理解してもらえないことがしばしばあります。IEやQCは、あるジャンルの中での手法ですから、フォーカスしやすいし、理解してもらいやすい。しかし、VEはすべてに応用がきく理念で、経験しないと分からない手法ですから、私たちも宣教師のような気持ちで、自分たちの確信と熱い想いを大事にしながら、普及にあたっています。
目次
- 日立グループがVEを導入した経緯について教えてください
- 2005年からVE活動を強化した目的は、どんなところにありますか
- 日立グループのVE活動には、どんな特徴がありますか
- VEリーダー資格のメリットをどうお考えですか
- 3年で1万人のVEリーダー養成とはすごいスピードです。VE教育ではどんな工夫をしていますか
- VEリーダーが増えることのメリットを、どうお考えですか
- VE活動推進のポイントを聞かせてください