VE導入事例
導入事例 『人材は基礎教育が命。VEは社員のベースであり、会社の文化だ』 >>40年間の実践の中で感じてきたVEの魅力を聞かせてください。
VEの魅力は、実施してみることにより、得られた成果を体感して分かるものではないかと思います。VE活動はVE5原則がそのポイントを握っていて、その一つのチームデザインが特に大切といえます。組織の壁を越え、専門知識を持った人たちが集まり、良いチームデザインをすれば、素晴しい提案ができるのです。素晴しい提案により大きな成果が得られれば、活動に参加した人たちは組織で認められ、企業も価値を高めることができます。これも大きな魅力の一つといえます。
またVEは管理技術という考え方の一つの手法ですが、他の手法との大きな違
いは、未来に向けた目的思考の設計的アプローチをすることだと思います。他の管理技法、たとえばQCをはじめとする多くの手法は、現状を一つの結果ととらえ、過去にむけた真の原因を調べるための分析的なアプローチをします。この未来に向けた目的思考の設計的アプローチをすることが、VEの素晴らしいところだと思います。
ときに、VEをコスト削減のためだけのツールだと考えている人がいますが、それは間違いです。VEは製品やサービスの価値を高めるツールです。価値を高めて、お客様に喜んでいただき、かつ組織の利益を上げることもできる素晴らしいツールなのです。VEは機能とコストに着目して価値を高めるという発想をしますが、機能には「使用機能」に加えて、美的な働きの「貴重機能」があります。日本の自動車だって、使用機能だけを追求したら、今のように優れた車もデザイン的に美しい車も生まれなかったし、世界中で乗られる自動車にはならなかったはずです。VEは使用機能と貴重機能の双方を追求するものです。だからVEは建設業、製造業、サービス業など、業種・職種を問わず成果を出すことができます。この汎用性もVEの魅力だと思います。
目次
- 株式会社フジタは日本でいち早くVEを導入しました。導入当時の様子について教えてください。
- 40年間の実践の中で感じてきたVEの魅力を聞かせてください。
- 現在のフジタのVEへの取り組み体制について教えてください。
- VE教育にあたってはどんな人材観をお持ちですか。
- 社員がVEリーダー、VEスペシャリストなどの資格を取得することに、どんな意義や効果を感じていますか。
- 昨今は官公庁や自治体のVEへの関心が高まっていますが、この流れは続くでしょうか。
- フジタには、簡便にVE活動ができるツール「2時間VE」を開発した元主査がみえますが、今では業態を越えて他社にもその活用が広がっています。
- これからVEリーダーを目指す人たちに向けて、メッセージをお願いします。