VE導入事例

導入事例 『VEは、社員の人生と国の未来を変える貴重な財産』 >>

VE研修に対する考えや取り組みについて聞かせてください。



全社員に年2回のVE研修を受けてもらっています。この研修は各地で開催していますから、年5~6回、VE研修を受ける社員もいます。さらに任意参加の研修を定期的に開いたり、「資格を取って終わり」にならないように、有資格者の再教育研修をして、忘れたりや勘違いしていたところがないか、確認してもらっています。
また、VEの最新事例やテクニックなど、世の中の動きをEメールで配信するといった情報提供や、社内でVE大会を年1回開き、優れたVE活動を発表して、全社で共有するなどの取り組みもしています。このように多面的なフォローをすることで、いつでもすぐにVEを使える環境をつくっています。
3年前からは、新入社員研修にもVE研修を組み込んで、配属先にかかわらず全新入社員に2日間のVE基礎研修を受けてもらっています。VE研修ではコストの話が出てきますから、「新入社員にコストやVEと言っても難しいのでは?」という声を社外の方からいただくこともあります。もちろん、新入社員に対して、いきなり会社の製品を例に出して、「コストを下げるにはどうしたらいいか」という内容で研修をして、アウトプットまでを期待するなら、それは無理でしょう。要は、テーマ設定なのだと思います。VEの考え方は設計に限らず事務でも営業でも使えますので、受講者の年代や職種に合わせてテーマを設定すれば、新入社員にも難しいわけではありません。当社の新入社員向けVE研修は、入門としてVEのテクニックと考え方を知ってもらうことが大事だ、という考えで行っています。
VE研修は、VEスキルを身につけてもらうことだけが目的ではありません。VEの考え方を身につけることで、社員の意識改革ができたり、自主自立型の人材が育つという効果もあります。また、VE研修を通じての技術の継承もあるでしょう。団塊世代の退職が始まっていますが、VE研修やVE活動を通して、熟練技術者が若手に技術を伝えていくということも可能だと思います。
このように、組織内にVEリーダーが増えることで、コスト低減や改善に限らず、様々な効果が派生していきますので、官民問わず、研修と資格取得によるVEリーダーの養成を強くお薦めします。

目次

  1. パシフィックコンサルタンツがVEを導入したきっかけについて教えてください。
  2. VEを導入して、会社としてはどのような効果を感じていますか。
  3. VEリーダーの養成では、どのような取り組みをしていますか。
  4. VE研修に対する考えや取り組みについて聞かせてください。
  5. 公共事業の発注者である役所で、VEリーダー資格を取る方が増えています。その意義をどうお考えですか。
  6. パシフィックコンサルタンツは今後、VEを活用してどのような目標をお持ちですか。
  7. ご自身の体験としては、VEを学んでどのような変化がありましたか。
  8. これからVEリーダーを目指す人へのアドバイスをお願いします。