7つの研究部会と"VE寺子屋"の取り組み紹介、IHIのVE復活秘話も

東日本支部 2022年度活動報告会

 

■ニューノーマル時代の活動スタイルにチャレンジ

当協会の東日本支部には、切り口が異なる7つの研究部会 VE初心者を対象とした研究会(VE寺子屋)が設置されており、実務への応用展開を目指した研究開発だけでなく、これからVEに取り組む企業・個人の受け皿づくりにも力を入れています。
VE専門家による手厚い技術サポートのもと、『意識の高い人が多くて刺激をもらえた』『人的ネットワークが広がった』『他社の取り組みが参考になった』との評価をいただいています。
今年度もオンラインでの活動となりましたが、ピンチをチャンスに変えるべく、「ニューノーマル時代の活動スタイル」の確立と「VE活動のDX化」に向けたチャレンジを続けています。

 

■VEの社内展開とスキルアップに

4月からの新年度を前に、毎年恒例となりました活動報告会を下記の通り開催いたします。
感染対策のためにオンラインでの開催となりますが、支部活動の概要をはじめ、各部会・研究会のメンバー構成や取り組み内容、新年度の活動テーマを知っていただけると思います。下記のようなニーズをお持ちの方に参加をお勧めします。

得られた情報を社内に展開し、VE活動の導入や活性化につなげたい

● 専門家の高度なノウハウを吸収し、VESやCVSにステップアップしたい

社外ネットワークの拡大をはかりたい など

 

■開催概要

主 催 日本バリュー・エンジニアリング協会  東日本支部

日 時 2023年 3月 6日(月) 13:00~16:00 ※途中からの参加・退席も可

内 容 ① 全7部会の活動報告
●内 容 ② VE初心者を対象とした研究会(VE寺子屋)の活動報告
●内 容 ③ 特別講演

形 式 完全オンライン(職場や自宅、会議室、外出先などから視聴できます)

オフィスや自宅で
会議室に集まって
職場の仲間と会議室で
スマホやタブレットで
モバイル環境で

対象者【下記に該当する方であれば、どなたでもご参加いただけます
 ① 民間企業や官公庁・地方自治体で、VE活動の企画・推進・実践に携わる
   マネージャーおよび実務担当者
 ② 商品企画やマーケティング、生産合理化や原価管理に携わる方
 
③ 開発や生産管理、資材調達・営業など、商品やサービスに直接携わる部門の方
 ➃ クライアントの経営改革や収益改善を支援するコンサルタント
 ➄ その他、VEを活用して組織の課題を解決したいとお考えの方々

参加費 無料(要・事前申し込み

会議ツール Microsoft Teams ※配布資料は事前ダウンロードになります

定 員 300名

申込締切 2月28日(火) 17時

 

■タイムスケジュール

 ↑ 画像をクリックすると、PDFがダウンロードできます。

■特別講演

IHIグループのVE活動は、こうして衰退した!

【2022年度 第55回VE全国大会 ベスト・プレゼンテーション賞 受賞】

〇  株式会社IHI  ソリューション統括本部  技監
   有村 利信 氏(VES:VEスペシャリスト)

1986年、石川島播磨重工業(現・IHI)入社。火力発電ボイラ制御エンジニアとして、国内の発電所建設に従事。その後、新エネ事業、調達・原価企画部門を経験。2018年VES取得。IHI認定高度専門家(専門分野:制御設計・VE)。現在、地球温暖化を防止するために、VE手法を活用すべく奮闘中。趣味はマラソン。

講演要旨

VE活動はなぜ、継続的に発展できずに衰退してしまうのだろう。
それは、事業部門にVE推進の専任組織を作るところから始まった!
IHIのVE活動の歴史を振り返り、なぜ衰退したのかを検証すると、驚くべき事実があった。
その経験に学び、失敗を繰り返さないためにどう考え、どのような姿を目指し、現在何を行っているかを報告する。

 

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