「静岡県VEシンポジウム」開催レポート (2017.7.28)

VEが磨き上げる「ふじのくにづくりを進める技術者」を語る

 

去る7月28日、静岡県の建設技術監理センター主催によるVEシンポジウムが静岡市内で開催されました。

静岡県では、県の部局だけでなく市や町でも設計VEの導入・展開を進めており、2009年には公共工事のコスト縮減や価値の高い社会資本整備に努めた地方自治体に贈られる「マイルズ賞特別賞」を受賞しています。

VEの本格導入から10年が経過したことを受け、自治体レベルでは例のない長期的な取り組みを総括するとともに、今後の活動方針を全国に向けて発信するために企画されたもので、今回はVE協会も交流・展示・相談コーナーを設け、公共VEのさらなる普及定着に一役買うことができました。

当日は県内の土木・農林事務所をはじめ、近隣の自治体や地元の設計・施工会社など200名近い関係者が参加。日本経済大学大学院・櫻井敬三教授による基調講演『未来社会における課題解決と人づくり』と『技術者に求められる考え方×意欲×能力とは』と題したパネル討論を熱心に聞き入っていました。

 

 白熱したパネル討論 大盛況だった交流・展示・相談コーナー

 

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