【9/13(金)】第63回VE西日本大会を開催しました

開催日

2019年9月13日(金)

※【第一部】は定員に達しました

特にご参加いただきたい方

(※どなたでもご参加できます。)

  • 効果的な改善方法をお探しの方
  • VE(バリュー・エンジニアリング)の導入・実践をお考えの方
  • VE導入・実践上の問題でお困りの方、など

 

日時 2019年9月13日(金)

【第一部】10:15 ~ 11:45 (満員御礼)

【第二部】12:45 ~ 17:00

申込方法

申込フォームに入力の上、送信ください。または、
下記のパンフレット(PDF)をダウンロードの上、FAXでお申し込みください。

定員

【第一部】40名 【第二部】120名 ※第一部のみの参加は不可

申込締切 2019年9月4日(水)まで

 

参加費

一般 VE有資格者
会員の紹介
協会会員
第一部+第二部(昼食付) 14,400円 12,400円 11,300円
第二部のみ(昼食無) 12,400円 10,400円 9,300円

 

会場名

マツダ株式会社 本社講堂

会場住所

広島県安芸郡府中町新地3-1

地図

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資料

開催レポート

西日本支部(中四国・九州地区)では、9月13日㈮にマツダ㈱殿の本社講堂で第63回「VE西日本大会」を開催しました。

VE西日本大会は、中四国及び九州地区でのVEの普及や活用促進を目的に、毎年秋に開催されています。今大会のテーマは、『新たな視点で新しい発想~未来を拓くVE思考~』と題し、充実したプログラムとなりました。
午前中は、複数の車種を1本のラインで混流生産するマツダ㈱殿の車両組立工場とマツダミュージアムを見学させていただきました。

会場風景

白石克巳副支部長

午後に入り本会・白石克巳副支部長〔マツダ㈱〕の挨拶で開会。その後、元イオンディライトアカデミー㈱代表取締役社長の西垣晃志氏より、『VE視点が2つの未来を拓く~VEエンジニアのキャリアと企業のさらなる進化に向けて~』と題し、VEの有効性、可能性について自身の体験談を交え講演いただきました。

続いては、三菱電機㈱の吉岡浩氏より、VEの活用のポイントについてわかりやすく解説いただきました。

元イオンディライトアカデミー㈱代表取締役社長 西垣晃志氏

三菱電機㈱ 吉岡浩氏

休憩を挟み事例紹介を2つ。㈱フジタの三鬼尚臣氏より、無人化施工におけるVE適用事例を紹介いただき、㈱ノーリツの増田裕也氏からは、給湯器の電子回路にVEを適用した事例を紹介いただきました。

特別講演では、日本銀行広島支店支店長の濵田秀夫様より、前半は最近の金融経済情勢について紹介いただき、後半は広島東洋カープの強さの秘訣にも迫っていただきました。

㈱フジタ 三鬼尚臣氏

日本銀行広島支店支店長 濵田秀夫様

最後は、西日本VE大会恒例のバリュー・コンテストの当選発表。今回は対象商品の価格を当てるコンテストとして実施しました。当選者への賞品でもある今回の対象商品は、ワイヤレスイヤホン5つ。当選者それぞれが根拠をもって見積もりしたことを説明いただき、大いに盛り上がり、大会は、盛況のうちに終了となりました。

西日本支部では、11月26日にVE京滋セミナー、来年2月26日にVE関西大会を開催する予定です。さらにパワーアップし、よりよい情報を提供して参りますので、皆様も西日本支部の活動にぜひともご参加ください。

4/29/24 09:30

【第一部】受付

※【第一部】は定員に達しました

9:30 ~ 10:00 本社1階ロビー内「特設受付」にて

4/29/24 10:15

現場見学会(マツダミュージアムと車両組み立て工場)

1920年代からのマツダの歴史をヒストリックカーの展示とともに紹介、ルマン24H 耐久レースにおいて総合優勝したマツダ787Bもご覧頂きます。技術展示エリアでは、SKYACTIV TECHNOLOGY搭載のCX-5を例にクルマの企画・開発から生産までをパネル等でご紹介。車両組立工場では、マツダを代表するスポーツカー:ロードスターなど複数の車種を1本のラインで混流生産する様子をご覧頂きます。

4/29/24 11:45

昼食・休憩

4/29/24 12:05

【第二部】受付

12:05 ~ 12:35 本社1階ロビー内の特設受付にて

4/29/24 12:45

開会にあたって

4/29/24 12:55

基調講演

「VE 視点が2つの未来を拓く~ VEエンジニアのキャリアと企業のさらなる進化に向けて~」

製造業・サービス業で、また、実践者・コンサルタントとしてVEに携わり、VEの応用性の広さを体験してきた。そして経営者を経て、経営におけるVEの重要性を痛感するとともに、VEエンジニアが経営視点でVEを活用することの大きな可能性を感じた。今回は、私が体験してきたそれぞれの立場から見えた、VEの有効性と可能性について述べる。

元イオンディライトアカデミー株式会社 代表取締役社長 CVS 西垣 晃志氏

4/29/24 13:55

VEの基本

VEの基本~価値向上の考え方と活用のポイント~

VEでは価値向上をどのように考え、その実現のためにどのような方法を取るのかを解説し、三菱電機「1図面VE®」手法の適用事例を用いて、価値向上の実現手法と活用のポイントを紹介する。

三菱電機株式会社 福山製作所 生産システム推進部 技術管理課専任CVS 吉岡 浩氏

4/29/24 14:35

休憩

4/29/24 14:50

事例紹介1

雲仙普賢岳無人化施工におけるVE適用の新たな挑戦  ~音声コントロールによるカメラ操作の省力化~

無人化施工には、建機を遠隔で操作する技術だけでなく、作業に適した映像を配信する技術が不可欠となる。当社では建機の操作者のほかにカメラアングルを調整するカメラ操作者を配置して工事を行っている。
本報告ではカメラ操作の省力化に成功した事例を紹介する。

株式会社フジタ 九州支店 土木工事部 水無谷止工作業所 作業所長 三鬼 尚臣氏

4/29/24 15:15

事例紹介2

給湯器の電子回路におけるVEの適用事例

弊社主力製品の給湯器においても、近年、安心・安全に対する考え方や、機能が複雑化してきた事により、電子回路の重要性が高まり、かつ製品に対する電子回路のコストの比重も高くなってきている。この度、開発の上流から電子回路に対してテアダウンを行い、VE を適用させる事により、電子回路の最適設計を行った。その事例について紹介する。

株式会社ノーリツ 資材購買本部 原価企画部 企画グループ 主事VES 増田 裕也氏

4/29/24 15:40

特別講演

最近の金融経済情勢について

世界、日本、広島の景気の現状について、西日本豪雨からの復旧・復興やトランプ政権の保護貿易政策の影響を踏まえて解説する。また、地域経済の構造的課題として人口減少問題を取り上げ、これを克服し発展するために、輸出、観光、農業の一層の振興を提言する。

日本銀行 広島支店 支店長 濵田 秀夫氏

4/29/24 16:40

バリュー・コンテスト当選発表

4/29/24 17:15

懇親会

大会とは別に、参加費3,000円が必要となります。

(~18:45 終了予定)