東日本支部のR&D部会が研究報告書「サービス創出のプロセス研究」をリリース!

生活者のべネフィットを生み出す新たなVE手法

このたび、東日本支部のR&D部会(サービス創出のプロセス研究チーム)の活動成果を「VE特別資料」としてまとめ、ホームページのVE資料無料ダウンロードコーナーにアップしました。

☛ VE資料の無料ダウンロードは こちら から

ぜひアクセスいただき、VE実践活動のヒントにしたり、領域領域の拡大などに本書をお役立てください。

 


■内容紹介

我々の社会は大きな転換期を迎えている。ビジネスの世界においても、製品販売からサービス販売への転換があらゆる分野で起こっている。この潮流に適応するためには、これまでの常識を大きく変える必要がある。

変化のひとつの要因として、モノのインターネット(IoT)の急速な普及が挙げられる。IoTの本質は、製品等にセンサーを取り付けインターネット接続することによって、物理的な世界(リアル)をデータの世界(バーチャル)に変換することにある。そのことによって、製品単体の機能だけでなく、ソフトを含む製品群の機能連携をシステムとして構築する方向になっている。さらにこの状況が進展することによって、製品を売るビジネスモデルから、製品が稼働した時間で料金を徴収する「継続課金モデル(サブスクリプション)」が増加する。販売するものは、製品ではなくサービスになる。

このような時代には、新たなサービス創出に取り組むことが重要となる。この研究は、サービスの創出をテーマとして新たなVE検討手順を構築したものである。まず、検討の入り口として困り事を抽出し、それを深掘りすることによって、サービスを考える切っ掛けを発見する。従来の検討手順のように、既に存在しているモノに着目するのではなく、ヒトとモノとの関係を軸に、それらを取り巻く社会環境の影響にも着目して検討を進めた。この点がこの研究の肝である。そのことによって新たな価値を再定義し、サービスシステムという成果に辿り着く方法を構築したものである。


■目次

はじめに

1.研究の内容
1-1.研究テーマとその背景
1-2.研究の目的とゴール
1-3.この研究における思考のポイント

2.  検討手順(全体)

3.実施手順
3-1.基本ステップ1 検討テーマの設定
3-2.基本ステップ2 アイデア発想マトリクスの構築
3-3.基本ステップ3 サービスの創出

4.「サービス創出のプロセス研究」チームメンバー

おわりに


東日本支部では切り口が異なる6つの部会を編成し、実務への応用展開を目的とした研究活動を積極的に進めています。皆様も東日本支部の各種活動にぜひともご参加ください。

 

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