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バリュー・エンジニアリング入門
著者のことばより バブル崩壊後の現在の日本の産業界において、各企業は、あらゆる面で革新をはかっていかなくてはならない。高度成長の時代からバブルの時代に続く過程で培われたマネジメントの考え方、企業組織のあり方、企業の生産する製品やサービスのあり方等、あらゆる面において従来の考え方を否定し、新たな時代に合ったマネジメントや組織、製品やサービス等に変革していかなくてはならない。 そうした時代の要請に応え -
VEとTRIZ
本書のポイント この本の執筆のきっかけは、1990年代以降の日本経済の長期停滞期にあっても多くの日本企業(主に製造業)は研究開発に関する関心を失わず、高付加価値型製品 を企画・開発していく必要性を認識しているという事実(たとえば『日経産業新聞』の企業の研究開発活動の連載記事:2001年10月1日)を知ったことに ある。 また、産業能率大学が行った各企業の研究開発部門への重点課題に関する調査結果から -
TRIZ入門
著者のことばより “人の考える道筋に科学性はあるのか?”という疑問に、明確に“ある”と答え、更にそれを技術問題の解決に積極的に利用するのが、TRIZ(トゥリーズ)である。このTRIZの基本的な構成と内容とを紹介し、実際に技術上の問題解決に当たっている人々に、強力な手段を与えようとするのが本書である。 TRIZ は、今から50年前に、旧ソビエト連邦で創始され、発達してきたものである。その基本的な考え -
建設プロジェクトにおけるVEの活用
本書のポイント 明るい展望がなかなか見えてこない現在、どうすればこの困難な時代を乗り切ることができるか。VE(Value Engineering)は、顧客満足の向上、機能の向上、付加価値の向上、利益創出、コストダウンの実現をめざすものであり、これこそ企業経営、企業存続の必須条件であろう。とりわけ建設分野では近年、民間工事だけでなく公共工事においても、政府の「公共工事コスト縮減対策に関する行動指針」 -
すぐに役立つ建設業のVEの進め方
著者のことばより バリューエンジニアリング(VE)は、企業の合理化や開発・改善・コストダウン等の有力な手段として、製造業を中心に発展してきた管理技術です。コストを正面からとらえ、機能と発想を重視した課題解決の進め方は、建設業の体質にもよく適合しており、厳しい経営課題を解決していく上で強力な武器となります。 本書では、建設業の皆さんが各領域で発生する課題を解決するためにVEをいかに活用したらよいのか -
建設VE実践マニュアル
本書のポイント VEの手法は、業種・業態を問わず幅広い領域で活用できる手法であるが、この度、政府の公共工事コスト縮減行動指針の3年でコスト10%削減の実現にVE制度が導入されたことは、長年にわたりVEの普及に努めてきた日本VE協会にとっても大変名誉なことである。 本 書は、協会とともに長年にわたりVE導入の指導にあたられ、特に建設会社の業務を知りつくした著者が、その経験を踏まえて、建設業のためにV -
建設VE入門
著者のことばより VEは1947年(昭和22年)にアメリカで誕生し、日本では昭和35年以降、電気や自動車といった組立産業において、資材費低減の手法として活用されるようになった。その後、製造業におけるVEは、開発設計およびコスト低減の手法として、定着していった。 建設業におけるVEは、昭和40年代から、工事におけるコスト低減の手法として活用されるようになっていった。そして、昭和50年代に入り、製造業 -
VEがやさしくわかる本
本書のポイント ●価値工学 VEはコストダウンの最後のよりどころ 「3%のコストダウンは難しいが、30%のVEは可能である」といわれます。なぜこのようなことができるのか。それは、従来の改善活動が、ものを中心にコ ストの削減を考えるのに対し、VEは、もののもっている機能(働き)を中心にコストの削減を考えるからです。 ●基本的な考えから推進方法までを分りやすく解説 VEはコストダウンの最後の切り札とし
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