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建設VE入門

建設VE入門

秋山兼夫/日本規格協会

2001年9月発行

著者のことばより

VEは1947年(昭和22年)にアメリカで誕生し、日本では昭和35年以降、電気や自動車といった組立産業において、資材費低減の手法として活用されるようになった。その後、製造業におけるVEは、開発設計およびコスト低減の手法として、定着していった。
建設業におけるVEは、昭和40年代から、工事におけるコスト低減の手法として活用されるようになっていった。そして、昭和50年代に入り、製造業と同様 に建設物の改善設計や開発設計の手法として、活用されるようになっていった。
こうした背景にあって、本書は、建設業にかかわる管理者から担当者まで、幅広く建設VEの意義や必要性、その実践方法等の基本を、正しく理解していただくことを意図してまとめた。
本書が、建設業にかかわるあらゆる方々に対し、建設VEの正しい理解を促進し、現在、厳しい環境下におかれている建設業の革新に、わずかばかりでも寄与できることを期待する。