2019年度協会顕彰

本会では顕彰規程を制定し、本会事業やVEの発展、またはVEに関する研究開発や普及活動において顕著な功績のあった方々をVE全国大会において表彰しています。2019年度の顕彰者は次の方々です。おめでとうございます。

 

VE功労賞

西垣 晃志 氏 〔MOTIVENT 社長、元・イオンディライトアカデミー株式会社 代表取締役社長 CVS〕

2012年6月から2018年6月までの6年間にわたって本会理事に就任。特に2014年のVE活用支援事業の立ち上げにおいては、方針策定や行動計画の面で適切かつ効果的なアドバイスを行い、同事業の拡大に尽力された。
関西支部(現・西日本支部関西地区)の運営委員やCVSフォーラム委員、「創立50周年SHINKAプロジェクト」のリーダーなどを歴任し、VEの普及・発展にも大きく貢献。社長を務めたイオンディライトアカデミーではサービス業へのVE普及や人材育成に努めるなど、その功績は極めて大きい。

 

研究開発功績賞

谷 彰三 氏 〔バリューアップ研究所 代表、元・シャープ株式会社 コーポレート統括本部経理部参事 CVS〕

西日本支部(関西地区)の「実践原価企画研究会」の主査を10年以上にわたって務め、その活動成果をVE資料№101「実践原価企画活動の進め方」、VE資料№104「原価企画導入・実践のためのQ&A」にまとめた。これらは理論的にも技法的にも高い評価を受けており、これから原価企画を導入する企業にとっての指針となっている。
また、同じく主査を務めた「コンセプト・メーキングVEレベルアップ研究会」でもVE資料№103「コンセプト・メーキングVE」のとりまとめを担当するなど、VE及びその関連技法の研究開発推進において顕著な功績があった。

 

普及功労賞

伊豆 賢治 氏 〔株式会社フジタ 東日本支社建築技術部 部長 VEL〕

九州支店及び広島支店に在籍当時、VE推進事務局の責任者としてVE活動の推進及び社内発表会の開催、VEリーダー資格取得の積極的な推進を行い、社内のVE普及と活用促進に尽力した。また、協力会社のVE発表会においてVEに関する講演を行うなど、建設業界における裾野拡大にも力を注いだ。
2006年6月から2019年3月までの長きにわたり、西日本支部(中四国・九州地区)の運営委員として西日本VE大会の企画・立案・運営に積極的に協力したほか、九州地区VE塾運営の中心的役割を担った。

大久保 匠 氏 〔株式会社富士通ゼネラル 情報通信システム営業統括部ビジネス推進部 専任部長 VES〕

2011年4月から現在までの8年以上にわたり、東日本支部VE推進部会の主査・副主査として部会運営の円滑化と支部活動の活性化に尽力。主査を務めた2016年には、VE特別資料「VE活動推進のためのポイント集」の取りまとめにリーダーシップを発揮した。
社内では、VE推進委員会の事務局として設計業務のVE改善や新価値創造のタスクフォースを推進するほか、新入社員や新任幹部社員へのVEL取得をルール化し、部門内の取得率を50%に引き上げた。

奥田 英二郎 氏 〔マツダ株式会社 原価企画本部コモディティ企画推進部 VEセンターアシスタントマネージャー VES〕

西日本支部(中四国・九州地区)の運営委員として、西日本VE大会の企画立案、会場提供などの運営面で積極的に協力。支部活動の活性化と事業拡大に多大な貢献があった。広島地区と九州地区で展開しているVE塾の運営においても中心的な役割を担い、若手バリュー・エンジニアの育成に力を注いでいる。
社内では、VE普及のキーパーソンとして教育カリキュラムの整備、開発・購買・原価企画部門及び協力企業を対象とした基礎研修の講師を担当するほか、VEセンター見学客やインターンシップ学生にテアダウン・VEを解説する講演を実施し、認知度向上に努めている。

斉藤 浩治 氏 〔Mind-J 代表 CVS〕

2000年よりパシフィックコンサルタンツにて公共事業のVE普及に携わる。2013年からはVEコンサルタントとして独立し、VE技法を取り入れた民間企業の業務改善に取り組んでいる。
協会活動においては2010年より東日本支部のR&D部会に参画。現在は「サービス創出のプロセス研究チーム」のリーダーとして活動を牽引している。また、2014年から委員を務めるCVSフォーラム委員会では独自性豊かな提案を行うなど、VE適用範囲の拡大並びに有効性の実証に力を注いでいる。VE全国大会や土木学会の国内だけでなく、米国や欧州のVE大会において数多くの論文を発表。特に公共分野におけるVEの普及に顕著な功労が認められた。

佐藤 尚吾 氏 〔パイオニア株式会社 モビリティプロダクトカンパニー原価企画室 VES〕

2011年4月から現在まで、8年以上にわたって東日本支部ものつくり部会の主査・副主査を務め、部会運営の円滑化と登録メンバーの増大、支部活動の活性化に大きく貢献した。
社内では、コストエンジニアリング導入プロジェクトやCE/VE活動の推進に携わるほか、各種VE講座の講師や研修事務局を担当。実践活用まで組み込んだVE基礎研修のしくみを構築するなど、VE資格取得の推進とVE人口の拡大に力を注いでいる。

田中 久嘉 氏 〔株式会社島津製作所 総合デザインセンター設計推進ユニット 開発プロセス改善グループ 主査 VEL〕

2011年3月に西日本支部(関西地区)の運営委員に就任以来、VE京滋セミナー及びVE関西大会の企画立案、運営に積極的に協力。2017年度から「つかいやすいTRIZ研究会」の主査を務め、TRIZの効果的な活用方法についての研究活動にリーダーシップを発揮。
社内では、技術部門における効率的・効果的な課題解決をはかるため、VEをはじめとする管理技術の活用推進や教育体系の構築、教育等を担当。VE、TRIZ、品質工学等の管理技術を組み込んだ目的別課題解決プロセスを体系化し、全社を対象とした教育・普及活動と本プロセスの実テーマへの適用を支援する取り組みを進めている。

 

VE活動優秀賞

「VE活動優秀賞」は継続的にVE活動を実施し、その成果を経営業績に反映させている企業や事業部門に授与されます。本年度は次の事業部門が受賞しています。

三菱電機株式会社 コミュニケーション・ネットワーク製作所

 

  • 所在地:兵庫県尼崎市
  • 事業内容:通信機器の製造

全社共通の活動指標と製作所の経営目標を達成するため、年度ごとに製作所としての原価企画・VE活動方針と重点施策を定め、開発企画段階から各段階で活動している。
特に、原価企画・VE活動の推進組織及び活動体制、規程等の仕組みができた2014年度以降は、開発企画段階から原価企画・VE活動に取り組み、開発上流でのVE適用率が向上。原価企画機種の目標原価達成率は100%を達成し、経営活動に大きく貢献している。