2025年度 立命館大学大学院のプラクティカム(課題解決型長期企業実習)成果発表会を開催
立命館大学大学院テクノロジー・マネジメント研究科では、企業との協力によるインターンシップ型授業「プラクティカム」を実施しています。2020年度から、VE協会は同事業に協力団体として参画しています。当会と提携するVE協会中国統括事務所(泰澤グループ)何氏CVSおよび俞氏が指導講師を務めました。企業の課題を解決するための研究対象テーマについて、立命館大学大学院MOT研究科の学生と協力企業が約半年かけて共同研究し、成果を発表し修了となります。今年は3名の学生が参加し、担当教授として立命館大学大学院の澤口先生がサポート、当会事務局が運営フォローを行いました。
今回の研究は、「TRIZなどの工学手法を適用した、市場におけるヒット商品を生み出す法則の解明と可視化システムの構築」です。過去のヒット商品データ分析で得られた法則性を基に、VEやTRIZをはじめとする体系的な工学手法を活用し、ヒット商品の生成メカニズムを「可視化の設計原理」に変換することを狙ったものです。
ヒット商品開発のプロセスに関わることで、構築した理論モデルを実際の商品開発プロジェクトに適用し、理論と実践の両面で体験する機会となりました。
最終の成果発表会は、2026年1月30日(金)、オンライン開催しました。一人ずつ異なる対象テーマを選び、同じジャンルの複数のヒット商品の時代ごとの進化を顧客満足度の向上の観点で分析、技術進化と市場の変化をSカーブで図式化し、その結果として得られた気づきや考察を発表しました。3名の学生に加えて、泰澤グループのスタッフである王君氏も、自社で実際の顧客プロジェクトに携わっている自動車製品を題材にして、より実践的な観点からの分析結果を紹介しました。

プログラムを終えて、学生の皆さんからは、顧客価値向上の分析の新しい知識や分析手法を今後の研究活動や実務の場で活かしていきたい、といった前向きな感想をいただきました。
ご指導をいただいた泰澤グループの皆様、立命館大学の澤口先生に感謝申し上げます。また、学生の皆さんの今後のご活躍をお祈りいたします。
(本件担当:上杉)


