2013年12月 CVS合格体験記

会社名・資格名

三菱電機株式会社 CVSに合格

氏名

三好達夫

VE関連の職務に従事して約15年になります。それまで設計開発業務を務めていましたが、VE活動強化のためVE推進役を命じられました。その後10年間、製作所のVE推進・管理に従事し、2008年より本社にて「原価企画・VE」推進役として現在に至っています。2009年にVESを取得しました。
弊社では、VEの定着化と成果拡大のためにVE牽引者としてVEL、VES取得を推進しています。その活動の一環で、トップよりCVSも必要ではないかという指示が出ました。CVS取得推進のためには「まずは自らがCVSになろう」と考えました。
そのためには、まずVE論文が必要です。私は本社に着任後、TRIZをVEに活用することにも取り組んできました。社内ではTRIZ研究会を立ち上げ、VE協会のR&D研究会にも参画し、「VEにおけるTRIZの活用法」を模索してきました。この成果を論文として提出し、何とか入選しました。
受験勉強としては、まずVESとCVSの知識領域を比較し、理解レベルから説明できるレベルへの知識の深掘りと開発設計VE・総合的管理・特定対象の管理などへの領域拡大が必要ということを確認しました。「新・VEの基本」はバイブルのように通勤などを利用して読み返し、さらに「VEハンドブック」により知識の深掘りと知識領域の拡大を図りました。受験前には、試験問題を想定して時間内に書くことを繰り返し行いました。その結果、まさか合格するとは思っていませんでしたが、吉報を受け取ることができました。
しかし、他の皆様も言っておられるように「CVSになりたい」という強い意思がなければ合格できなかったと思います。最後に、ご指導いただいた方々に心よりお礼申し上げます。

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