2016年8月 CVS合格体験記

会社名・資格名

学校法人産業能率大学 CVSに合格

氏名

神戸正志

私は、管理技術に関するコンサルティングや社会人向けの実務研修を実施しております。管理技術の中でもVEを活用し実践していくものが多く、業務の遂行においてCVSは不可欠な資格でした。

1.勉強方法

試験に向けた勉強は、「新・VEの基本」「VEハンドブック」「VE用語の手引き」を中心に学習しました。用語については、自分なりの用語集を作成し、単なる用語の説明だけではなく、VEとの関連を明確にするように気をつけました。基本問題の対策は、「VEリーダー認定試験問題集」にて復習しました。

2.論文問題の対策

論文問題に関しては、「VEハンドブック」の「VE管理」の章を徹底的に理解し、管理の枠組みを暗記し、その枠組みに沿ってモレのないように論文を展開するように練習をしました。論文問題の設問から、何を達成することが目的なのかを明確にし、その目的を達成する手段をVEハンドブックの管理の枠組みに沿って計画を立案するようにしました。

試験対策としては、自分なりに論文の想定問題を作り、手書きで論文を書く練習を繰り返し行いました。想定時間内に必要な項目を限られた紙面内に記述するには訓練が必要だということを実感しました。

3.最後に

CVSを取得するには、経験に裏打ちされた知識が必要であることを実感しました。書籍をもとに知識を身につけるだけでなく、その知識をVEの実践や支援活動の中で、具体的事象に結びつけることで、知識に深みが増し、論文の記述内容にも説得性がでてくると感じました。

CVS取得を目指す方は、あせることなく実践や経験とリンクした知識を身につけることが、CVS合格の秘訣ではないかと感じます。じっくり取り組むことが必要です。

他の合格体験記を見る