第57回VE関西大会


2026年2月20日(金) オンデマンド配信:3月2日(月)~16日(月)
参加概要
お客様の満足が得られる製品やサービスを提供し、且つ企業に適正な利益をもたらすことに有効な方法論が原価企画とその中核技術であるVEです。その一方で、「原価企画の導入・定着がなかなかうまくいかない」という声もお聞きします。
そこで本大会では、原価企画の導入・定着するために必要な「組織風土・文化の変革」をテーマに掲げ、各講演と事例紹介を通じて参考となる考え方やノウハウを提供します。さらに、「原価企画の導入・定着の課題と工夫」についてパネルディスカッション行い、パネリストと参加者皆様と意見交換しながら、より実践的な内容を提供したいと思います。皆様方の積極的なご参加をお勧めします。
パンフレット
プログラム
| 2/20/26 10:00 | 開会あいさつ 公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会Society of Japanese Value Engineering 西日本支部 支部長 桐原 謙一 |
|---|---|
| 2/20/26 10:10 | 基調講演 「経営に貢献する原価企画の実践」 原価企画の考え方・進め方を正しく理解して実践すれば、経営に大きく貢献できます。しかし、「原価企画は、開発・設計段階で原価目標の達成のみを狙った活動である」、「目標原価の達成は、設計部門と資材部門がそれぞれ行うものである」、「原価企画の成果は、会社の業績にどの程度貢献したのか評価できない」といった誤解があるために、導入や定着がうまくできないのではないでしょうか。そこで、経営に貢献できる原価企画とはどういったもので、どう進めるべきかについて考えます。 バリューアップ研究所 代表 CVS 谷 彰三氏 |
| 2/20/26 11:10 | 休憩(10分) |
| 2/20/26 11:20 | 原価企画推進事例1 「原価企画活動の導入から現在までの取組み紹介」 弊社においての原価企画活動は2005年から開始しています。その導入時の活動から所属組織も変わりながら自社なりに考え取り組んでおり、上手くいった事、そうでなかった事を事例を交え紹介します。 (株)ノーリツ プロダクツ統括本部 原価管理本部 原価企画部 部長 VES 川内 一哉氏 |
| 2/20/26 11:50 | 休憩(70分) |
| 2/20/26 13:00 | 原価企画推進事例2 「原価企画が当たり前に行われる風土醸成の取組み」 1999年に制定した「原価企画活動ガイドライン」を指針として全社的な活動を推進してきました。その中で、2023年度からは、より経営に直結し貢献する活動強化に向けた「原価企画が当たり前に行われる風土の醸成」をスローガンとして進めてきました。その取組みについて紹介します。 三菱電機(株) 調達統括部 調達企画部 CVS 玉山 等氏 |
| 2/20/26 13:30 | 原価企画推進事例3 「原価企画の社内展開事例紹介」 デバイス&モジュールソリューションズカンパニーにおいて2022年より、PJとして実施してきた原価企画業務の社内導入展開内容と、その結果での社内における効果について、現状を踏まえ紹介いたします。 オムロン(株) デバイス&モジュールソリューションズカンパニー 生産統轄本部 生産技術センタ 原価企画部 部長 青山 康俊氏 |
| 2/20/26 14:00 | 休憩(10分) |
| 2/20/26 14:10 | 特別講演 「組織風土改革とは ~なぜ、何のために、何を、どう変える~」 企業の安定成長期では「調整文化」と「枠内思考」が組織を思考停止に追いやり、変化への対応力を失わせます。本講演では、こうした「調整文化」と「枠内思考」がもたらす組織風土の問題を明らかにし、そこから脱却するための視点を提示します。新たな価値を生み出すためには、「挑戦文化」と「軸思考」が必要不可欠です。思考や行動の「枠」となるもの「軸」となるもの、「当事者」と「評論家」の違い、そして、いかにして「当事者」を増やすか、などについても解説します。 (株)スコラ・コンサルト プロセスデザイナー 山科 雅弘氏 |
| 2/20/26 15:10 | 休憩(15分) |
| 2/20/26 15:25 | パネルディスカッション 「原価企画の導入・定着の課題と工夫」 原価企画を導入・定着させるためにはどうすべきか。各部門が連携することが必要な原価企画において大きな成果を上げるためには、新たな価値を実現する組織の風土・文化を革新し、組織を成熟化させる必要があります。そこで原価企画を実践して成果を上げている企業の実務責任者とともに、原価企画を導入・定着させる要素について、組織に焦点をあててディスカッションします。 パネリスト:バリューアップ研究所 代表 CVS 谷 彰三氏 (株)ノーリツ プロダクツ統括本部 原価管理本部 原価企画部 部長 VES 川内 一哉氏 三菱電機(株) 調達統括部 調達企画部 CVS 玉山 等氏 オムロン(株) デバイス&モジュールソリューションズカンパニー 生産統轄本部 生産技術センタ 原価企画部 部長 青山 康俊氏 コーディネータ:大阪学院大学 経営学部教授(経営学部長) VEL 山本 浩二氏 |
参加方法・開催日時・開催場所(方法)
| 参加方法 | 開催日時 | 開催場所(方法) | 定員 |
|---|---|---|---|
| 会場参加 | 2026年2月20日(金)10:00~17:00 | 立命館いばらきフューチャープラザ 1F カンファレンスホール | 100名 |
| オンライン参加 | 2026年2月20日(金)10:00~17:00 | Microsoft Teamsによるライブ配信 | 250名 |
| オンデマンド配信 | 2026年3月2日(月)~16日(月) | ネクプロウェビナーによるオンデマンド配信 |
情報交換会
参加費:4,400円(消費税含む)
時間:17:15~19:00
本大会の講師・発表者の方々や各社のVE担当者が一堂に会します。当日の発表内容に関する質問や日頃の活動の疑問点などを聞く絶好の機会です。VE関係者とのヒューマンネットワーク構築の場として参加をお勧めします。
参 加 費
一般:18,700円
会員/会員の紹介/後援団体の会員/VE有資格者:17,600円(資料代・消費税込み)
- 参加費は参加方法に関わらず同価格となります。
- 大会資料には、2月20日当日の資料の他、オンデマンドのみで配信する過去の講演・VE事例等の資料も含まれます。
- 大会資料は別途ダウンロードいただく形となります。開催日前にダウンロード方法をご案内します。
- オンライン及びオンデマンドにおいて、公平性の観点から、視聴できるのは1つのIDで1名様のみとなります。
- 情報交換会参加の場合は、別途4,400円(税込)が必要となります。
締 切 日
2026年2月13日(金)
オンデマンド配信
下記の期間であれば、興味のある録画をいつでも、何度でもネット上でご視聴いただけます。
配信期間
2026年3月2日(月)~16日(月) 15日間
- 会場参加またはオライン参加された方は、オンデマンド配信も参加可能となります。
- オンデマンド配信のみの参加も可能です。
配信ツール
ネクプロウェビナー(アプリのダウンロードは必要ありません)
配信内容
- 2月20日(金)当日のプログラムの録画
- 過去の講演・VE事例等
※下記をクリックすると今回オンデマンド配信する過去の講演・VE事例等をご覧いただけます。

Microsoft Teams 参加方法について
Microsoft Teams 参加方法
ネクプロウェビナー 動作環境チェック
以下より動作環境をチェックいただけます。
交通障害時、感染症急拡大時、オンラインツール障害時の対応、及びその他注意事項について
- 大会当日、天候不順等に伴う交通障害が発生した場合や感染症が急拡大した場合など、会場での開催をやむを得ず中止することがございます。 ※会場での開催を中止した場合は、オンライン配信、または後日のオンデマンド配信で視聴願います。
- 大会当日、弊会またはお客様のいずれかまたは両方のインターネット回線等の影響により、画像・音声が乱れることがあります。
- 大会当日、オンラインツール側の接続障害等不測の事態が発生した場合、オンライン配信を一時中断またはやむを得ず中止することがございます。あらかじめご了承ください。 ※中断または中止した場合は、オンデマンド配信で視聴願います。
- 会場にはFreeWi-Fiはありません。インターネットへの接続をされる方は、ご自身で準備願います。
- パネルディスカッションでは、質問された方など会場側も撮影させて頂きます。あらかじめご了承ください。
- 2月20日(金)当日の質疑応答の内容も、録画の上オンデマンド配信いたします。あらかじめご了承ください。
キャンセルについて
お申込み後、ご都合の悪くなった場合は参加者の変更をお願いします。
代わりの方のご都合がつかない場合は、2026年2月16日までにご連絡をお願いします。
2026年2月17日以降は参加費の100%をキャンセル料として申し受けますので、あらかじめご承知おきください。
第57回VE関西大会 団体専用申込書
1社につき複数名参加申込の場合は、「団体専用申込フォーム(Excel)」をダウンロードし、必要事項を入力の上、メールでお送りください。
講演概要
基調講演 講師紹介

「経営に貢献する原価企画の実践」
バリューアップ研究所 代表 CVS
谷 彰三 氏
略歴
大手電機メーカー 資材本部にて取引先の改善活動の実践指導に従事。
経理本部に異動後、全社への原価企画の導入・原価管理統轄業務、国内外拠点へのVE活動の導入と実践指導、グローバルVE統轄業務に従事。
2015年より現職。
国内外企業へのVE活動導入・VE活動実践指導(商品企画、開発設計、業務改善など)、原価企画の導入・原価管理のレベルアップの指導実績多数。
著書に『原価企画導入・実践のためのQ&A』、『商品企画VE』、『実践原価企画活動の進め方』(共著、日本VE協会SJVE )など。 研究開発功績賞、普及功労賞、優秀VE論文賞(日本VE協会SJVE )、経営工学特別賞 経営工学実践賞(日本経営工学会)を受賞。
【講演要旨】
原価企画の考え方・進め方を正しく理解して実践すれば、経営に大きく貢献できます。しかし、「原価企画は、開発・設計段階で原価目標の達成のみを狙った活動である」、「目標原価の達成は、設計部門と資材部門がそれぞれ行うものである」、「原価企画の成果は、会社の業績にどの程度貢献したのか評価できない」といった誤解があるために、導入や定着がうまくできないのではないでしょうか。そこで、経営に貢献できる原価企画とはどういったもので、どう進めるべきかについて考えます。
特別講演 講師紹介

「組織風土改革とは ~なぜ、何のために、何を、どう変える~」
(株)スコラ・コンサルト プロセスデザイナー
山科 雅弘 氏
略歴
「カタチを変えるだけでは組織は本質的には変わらない」「真の改革に“特効薬”はない」
前職での全社改革推進の経験から、“当事者不在”の改革活動に限界を感じ企業風土改革の重要性を痛感して、2000年にスコラ・コンサルトへ。
以後、大企業を中心に100社以上の風土改革の現場を支援。
組織が本来持っている「自己進化力」を引き出し、“自分たちのありたい姿”に向かって自ら変わっていく改革のプロセスに日々伴走している。 「“人間らしさ”を経営の中心に置くことが、事業の成長と働く喜びを両立させる」というのが信条。。
【講演要旨】
企業の安定成長期では「調整文化」と「枠内思考」が組織を思考停止に追いやり、変化への対応力を失わせます。本講演では、こうした「調整文化」と「枠内思考」がもたらす組織風土の問題を明らかにし、そこから脱却するための視点を提示します。新たな価値を生み出すためには、「挑戦文化」と「軸思考」が必要不可欠です。思考や行動の「枠」となるもの「軸」となるもの、「当事者」と「評論家」の違い、そして、いかにして「当事者」を増やすか、などについても解説します。
よくある質問
配信ツールや視聴環境について
Q1 視聴にあたり、専用のアプリは必要ですか?
A1-1 Microsoft Teamsの場合
パソコンでの視聴の場合、専用のアプリがなくても視聴できます。(ただし、視聴の安定性を考えるとMicrosoft Teamsアプリのダウンロードをお勧めします)
スマートフォンやタブレット端末で視聴の場合は、専用のアプリが必要になります。
Microsoft Teamsアプリのダウンロード (最新バージョンへのアップデートを推奨):
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/microsoft-teams/download-app
A1-2 ネクプロウェビナーの場合
専用のアプリをダウンロードする必要はありません。Google ChromeやFirefox、Microsoft Edge、Safariなど、ほとんどのブラウザから指定アドレスにアクセスするだけで視聴いただけます。(最新バージョンへのアップデートを推奨)※Internet Explorerには対応していません。
Q2 視聴する端末の推奨スペックはありますか?
A2 Windows8,8.1,10、MacOS 10.10以降(Intel Core2 Duo 2.4GHz以上/2GB以上)、スマートフォンはAndroid4.4以上、iOS 10.3以上を推奨しています。
Q3 必要とされる回線速度はどれくらいですか?
A3 有線または無線で実測下り3Mbps以上を推奨しています。視聴の安定性を考えると、有線環境での視聴をお勧めします。
Microsoft Teamsの場合:ご視聴環境の確認を事前にされたい場合は、下記をご参照ください。
ネクプロウェビナーの場合:下記にて動作を確認いただけます。
Q4 一つのアカウントで複数の人が視聴することはできますか?
A4-1 Microsoft Teamsの場合
一つのアカウントを複数の人で使用したり、異なるデバイスから同時に視聴することはできません。お申込みのないアカウントでの参加が見つかった場合は、その場で退出いただきます。視聴用URLの転送は固く禁じます。
A4-2 ネクプロウェビナーの場合
一つのアカウントを複数の人で使用したり、異なるデバイスから同時にログインすることはできません。ログイン情報の共有はお控えください。
Q5 ネクプロウェビナーにおいて、職場のフィルタリングシステムでブロックされました。どうずればよいですか?
A5 システム担当に下記ドメインの許可をもらってください。
ライブ視聴ドメイン:d17g02h5e0h754.cloudfront.net
参加申し込みや決済方法について
Q6 参加費の支払いはどのように行えばよいですか?
A6 お申込み時に参加費のお支払い方法について、「銀行振込(請求書払い)」です。
請求書をEmailでお送りしますので、指定の期日までにお振込みください。
Q7 領収書を発行してもらえますか?
A7 領収書の発行は可能です。領収書をご希望の場合は、お申込みの際「通信欄」に領収書希望を入力ください。入金確認後、領収書を郵送いたします。
Q8 参加者の変更、申込のキャンセルはどのようにすればよいですか?
A8 参加者の変更、申し込みのキャンセルが発生した場合は、conf-west@sjve.org までご連絡ください。
※申し込みのキャンセルは、2026年2月16日まで可能ですが、2026年2月17日以降は参加費の100%をキャンセル料として申し受けますのであらかじめご承知おきください。
Q9 申し込みをしたのですが、視聴用URLが届きません。
A9 視聴用URLは、2026年2月18日までにEmailにて送信する予定です。
2月19日までにEmailが届かない場合は、conf-west@sjve.org までご連絡ください。
Q10 大会資料はどのように入手できますか?
A10 お申込みいただいた皆様へ大会資料ダウンロードURLをお知らせするメールをお送りいたします。
ダウンロード期限がございますので、期間内に必ずダウンロードいただきますようお願いいたします。
資料ダウンロード期間:2026年2月18日~3月16日
会場について
会場名
立命館いばらきフューチャープラザ 1Fカンファレンスホール(立命館大学大阪いばらきキャンパス内)
会場住所
大阪府茨木市岩倉町2-150 立命館いばらきフューチャープラザ 1Fカンファレンスホール
JR茨木駅より徒歩5分
立命館大学いばらきキャンパスに入る際の入場手続きは不要です。
直接「B棟 立命館いばらきフューチャープラザ」(スターバックスのある建物)
1F カンファレンスホールにお越しください。


