『バリューデザイン・フォーラム』開催のご案内
2025年度 第3回 バリューデザイン・フォーラム
「イノベーションの科学:創造する人・破壊される人」
開催概要
日 時 : 2026年3月17日(火)15:00~16:10
会 場 : アルカディア市ヶ谷(私学会館) 6階 阿蘇(西)
内 容 :
講演「イノベーションの科学:創造する人・破壊される人」および質疑応答
講師 清 水 洋 氏
早稲田大学 商学学術院 教授
講演概要
イノベーションは経済的な価値を生み出す新しいモノゴトです。これは、創造的破壊とも呼ばれます。新しいモノゴトをつくり、生産性を向上させ、経済的な成長をもたらします。わたしたちの生活を豊かにする側面もあります。これらは、イノベーションの創造的な側面です。その一方で、既存の均衡を破壊する側面もあります。より具体的には、人々のスキルや生活の基盤を壊す側面もあります。
そのため、イノベーションを持続的に生み出すためには、2つのリスク・シェアが重要です。1つはイノベーションを生み出すことに失敗するリスクのシェアです。新規性が高いチャレンジほど、失敗することも多くなります。リスク・シェアがされていなければ、リスク・テイクをする人は、「イチかバチか」になります。これでは、仕組みとしては脆弱です。伝統的にはこのリスクは、ビジネスの多角化によって社内でシェアされてきました。しかし、現在では、社会的により広くシェアされるようになっています。
2つ目のリスク・シェアは、スキルを破壊されるリスクの共有です。スキルを破壊されると、その人は所得が低下したり、失業したりします。これをそのままにしておくと、所得の格差が広がります。イノベーションに対する抵抗にもつながります。現在では、このリスクは「自己責任」として個人が引き受けています。
本講演では、まず、イノベーションを創造する人、イノベーションにより破壊される人の特徴を見ていきます。その上で、創造的な側面を促進するためのリスク・シェアのあり方、破壊の打撃を軽減するための方策として、教育投資やミドル・シニア層の リスキリングを考えていきましょう。
講師略歴

清水 洋(しみず ひろし) 氏
早稲田大学 商学学術院 教授
略歴
1973年生まれ。2007年London School of Economics and Political ScienceよりPh.D。Eindhoven University of Technologyポストドクトラルフェロー、一橋大学大学院イノベーション研究センター専任講師、准教授、教授を経て、2019年4月より現職。
イノベーションを企業の戦略や組織、産業組織の観点から研究している。⑴ イノベーションにはどのようなパターンがあるのか、⑵ イノベーションのパターンに影響を与えるのはどのような要因があるのか、⑶ 企業はイノベーションのパターンをどのように戦略的に活用できるのかの3点を中心に分析をしている。
第59回日経・経済図書文化賞、第33回組織学会高宮賞、Schumpeter Prize受賞。著書は
『イノベーションの考え方』、『野生化するイノベーション』、『イノベーションの科学: 創造する人・破壊される人』など多数。
対 象 : 企業経営者・経営幹部の方々、今回の講演内容にご関心のある方々
参加費 :5,500円 (本会会員は3,300円) 【 消費税込 】
参加お申し込みについて
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- お申し込みのキャンセルは、開催日の3営業日(土日祝日を除く)前までにお願いします。2営業日前から前日までの場合は参加費の50%、当日の場合又は欠席の場合は参加費の全額をキャンセル料として申し受けます。


