実践的VE教育のすすめ

論文

VEは実践工学であり経験工学であるといわれている。しかしながら、実践に寄与するVErを育てるために、数多くのVE実践活動を経験することによって実践力が身につくのを待っていたのでは、今日のような変化の時代のスピードについていけるものではない。加えて、組織のフラット化は一層の個の力量の強化を必要とし、商品競争力を向上させるためのVE技術をいかに早く広め実践に寄与するかが重要な課題のーつとなってきている。とりわけ、VE教育におけるVEマインドの移植成果は、その後の実践の場での戦力力量に大いに影響をもたらすものであり、従来のVE教育における課題を社内VEセミナーの実績データをもとに解析し、『実践的VE教育のすすめ』として提案する。

目次

  • 1. はじめに
  • 2. VE教育における課題
  • 3. 主成分分析によるチームメンバーの特性に関する研究
  • 4. ジョブプランの時間配分に関する考察
  • 5. 実践的VE教育のための付加条件
  • 6. ツチノコ型線図による新たなVE教育のカリキュラム提案
  • 7. 経営計画とのリンケージ
  • 8. おわりに

発行年

1996年 VE研究論文集 Vol.27

著者

住友重機械工業株式会社
機械事業本部 管理部(TQCC推進スタッフ)
青野洋己

カテゴリー

  • VE教育

キーワード

  • VE実践
  • VE教育
  • ジョブプラン
  • チームデザイン
  • 主成分分析

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