2014年12月 VES合格体験記

会社名・資格名

兵神装備株式会社 VESに合格

氏名

小堀善弘

私は購買部門に所属しています。部門横断型の製品開発プロジェクトに参加することがたびたびあり、2009年にVELを取得するまでは、目標原価を達成するための手段としては、新規取引先開拓・競合による価格交渉が中心でした。
VELを取得する動機は、コストダウン手法を学ぶことでしたが、VE手法を学び、その考え方に触れた後は、プロジェクトに対する取り組み方も変り、VEの視点で設計技術、協力企業にアプローチするようになり、単なるコストダウンではなく、価値向上を目指した取り組みができるようになりました。
今回、VESを受験したのは、プロジェクトにおけるVE活動で主体的な役割を果せるようになるためです。
VES試験は非常に難しく、試験終了時間のギリギリまで、答案用紙に向かっていたことを思い出します。特に論述問題が試験のハードルを上げています。考える時間はほとんどなく、設問に対する回答はすぐに書き出さなければならなかったと記憶しています。これから試験に挑戦される方へのアドバイスは、とにかく試験勉強時間を十分に取って下さい。「新・VEの基本」を熟読し、必要な用語を記憶するのは当然ですが、VE実施手順の各ステップの相関関係を書き出せるようにすると良いと思います。
私の勉強方法は、とにかく「書いて覚える」です。用語は単語帳に問題形式で書いて、全問正解するまで繰り返し書きました。VE実施手順の各ステップの相関関係も記憶するまで、繰り返し書きました。しっかり記憶できていれば、必ず合格できます。
難しい試験だっただけに、合格通知を頂いた時の達成感は大きいものでした。今後は、当初の目的通り、開発プロジェクトで主体的にVE活動に取り組み、価値ある製品の開発を通して、社会貢献をしていきたいと考えています。
最後に、VES取得に対してご指導・ご支援頂いた方々に深く感謝申し上げます。

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