命を育む (5)   (ゆ)  No.69 

こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。

このブログの「命を育む(2)」(https://www.sjve.org/10844)でご紹介した事務局のドラセナですが、この数週間で天辺の葉が急に4、5㎝伸びて天井に届きました。もしかして、このブログで紹介して、注目を浴びたせいかも?

以前、植物に『綺麗だね~』とか話しかけながら育てると綺麗に咲くという話を聞いた事がありますが、「水からの伝言」という本に、綺麗な言葉をかけたか汚い言葉をかけたかで水の結晶に違いが出るという写真がたくさん載っています。ただ、科学的根拠はないという事で、「うのみにしてはダメ」と否定する意見も出ているようです。

それはそれとして、綺麗な言葉をかける方が、かけた方もかけられたほう気持ちがいいと思いますし、命を育む立場の人はできるだけ、愛情あふれる心のこもった言葉をかけてあげる方が、子供でも大人でも命のあるものはよく成長するのではないかと思います。

また、人一人の命を育むためには数多の命を頂いている事や、私達の命を育んでくれているのは、他ならない地球だという事も忘れてはいけないと思います。時に自然災害は起りますが、あるのが当り前と思っている水や空気にもありがたいという気持ちは忘れないようにしたいですし、できるだけ汚さないようにしたいものです。地球は人間だけのものではなく、ありとあらゆる生き物も生活している訳ですから。ふと、視点を変えてみると、多くの小さな命がすぐ側に存在している事にも気づけます(下の写真にもいるのですが、見えますでしょうか?)。

Hydrangea with a land snail 2014.6 photo by y★u

梅雨時の雨をじめじめしてイヤと考えるか、恵みの雨ととらえるかで気分も変ってきますよね。考えてみると、雨が降って、生き物を育むとか地面を潤すとかいった機能を果してから地中や川や海へ流れ込み、蒸発して雲になり、また雨になるというこの循環システムは素晴らしいものだと思われませんか?コストもかからない上に計りしれない価値を生みだすという意味では究極のVEのような気がします。

さて、前回のブログの続きで、私が今まで頂いた食べ物で忘れられない程美味しかったもの三つの内の二つ目ですが、ショートケーキです。それもただのケーキではなく、主人の仕事関係の方から頂いた銀座の有名果物店による特注のクリスマスケーキで、1ピースの値段で普通のお店のホールケーキが買えるほどという話でした。上品な甘さの生クリームは今まで味わった事のない舌触りと口溶けで、さらに大粒のイチゴがあふれんばかりにゴロゴロと入っていました。このショートケーキを超えるケーキには、その後20年というもの出会っていません。最後の一つは次回にさせていただきます。

当会を育んでくださっているのは、他ならない会員の皆様だと思いますので、感謝しております。さらに、お忙しい中、このブログを読んでくださっている方にも感謝しています。VEを知らない方にもご興味を持っていただけると嬉しいですし、当会では各種セミナーも行っていますので、一度、ご参加されてみてはいかがでしょうか?

近々では、7月28日(金)に「インストラクション技術」セミナーを開催いたします。社内教育プログラム開発や講師養成経験豊富なインストラクションのプロに学ぶ事ができますので、社内研修効果を高めたい方にお勧めです。お申し込みの締切りは7月21日になります。(https://www.sjve.org/9767

では、よい週末をお過ごしくださいませ。  (ゆ)

 

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