幸せを感じる(3)  (ゆ)  No.339

こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。

前回、小中高校生が選ぶ2022年の漢字の第1位が「楽」だということを書きましたが、皆さんが「楽しい!」とか「幸せ!」と感じる時ってどんな時でしょうか?

私は7年前のこのブログ№1「ブログ始めました。」(https://www.sjve.org/5485)で、占い師さんに『温泉と旅行が大好きでしょ』と指摘されたように、温泉に入ったり旅行をしている時に幸せを感じます。特に、今までの人生での幸せな場面には「水」が存在していることが多いように思います。例えば、№75「心身を軽くする」(https://www.sjve.org/12310)にも書きましたが、アメリカのホームステイ先のプールで星空を見上げたり川でラフティングしたり、4年程前のヨガの研修旅行先のニュージーランドの川でカヤック瞑想をした時等に幸福感に包まれました。

まだ誕生する前、母親のお腹の羊水の中で守られて、安心で幸せだった記憶がどこかに残っているのかもしれませんね。あるいはもっと前、太古の海水の記憶も遺伝子に残っているのかもしれません。それから、楽しくて飲み過ぎた翌日に飲むお水が美味しくて幸せでした。思えば、蛇口をひねるだけでお水が出てくる国に住めること自体、幸せなことだと思います。

こういう幸せな国に住んでいるだけでもありがたいのに、先月は、久しぶりに再会した友人や知人と一緒にモノづくりができて楽しかったです。そして、もう一つ、私のアロマの先生が主催してくださった「ビジョナリー・コラージュ®」の会にも参加ができました。彼女にそれぞれに教えていただいたことのある参加者同士で、ライングループを作ってやりとりをしていたのですが、初めてのオフ会が開かれました。私はオフ会というものも初めてでしたが、参加者の半分の方とは初対面ながら、すごく盛り上がり、参加者の一人の方曰く「楽しすぎるオフ会」で、終始、笑い声に包まれていました。上述の温泉とか川下りはどちらかといえば身体で感じる心地よい幸せですが、このオフ会は心の幸せも感じられる一時でした。

このコラージュですが、皆で持ち寄った雑誌の中で気になった写真や言葉を10分で破り取った後、今度はその中から切り取って10分で色紙に貼っていくというものでした。同じような雑誌から選んでいるのに作品には個性が出て、最後にそれぞれの感想を皆でシェアするのですが、自分では気づいていない深層心理等を指摘されたりして面白かったです。

お花は、ほとんどの方が入れていましたが、今回、不思議に熊(着ぐるみやぬいぐるみ等)がたくさん登場しました。ちなみに下の写真が私の作品でタイトルは『体全体で幸せを感じる時間を過ごせました』ですが、やはり、ケーキや花の熊がいます。更に、先生はアロマの先生なので、予めそれぞれの人をイメージして調合されたアロマのスプレーを当日にくださったのですが、私の容器には熊のシールが貼ってあったのも不思議な偶然でした。

Visionary Collage® 2022.12 photo by y★u

世界一周の船旅に出かけて、時にはボサノバをBGMに、南の島のビーチで虹を見ながら綺麗な色のカクテルなどを頂くのが私の夢の一つです。このコラージュには、そんな夢の一端が反映されていますし、自分の好きなものばかりですから眺めているだけでも幸せを感じるのですが、毎日、眺めていると潜在意識に入っていくせいか現実に現れたりします。参加者の方々からも、『シクラメンの写真を貼っていたら、偶然、プレゼントされた』といったような報告が相次ぎました。

「幸せで楽しいこと」に意識を向ければ、実現しやすいように思いますが、逆もまたしかりで「不安で恐いこと」に意識を向けたままにしないことも大事かと思います。「幸せではない」、「楽しいこともない」という方は、「幸せの青い鳥」ではないですが、実はすぐそばにあるのに、気づいていない、感じていないだけではないでしょうか?幸せは探すものではなく、感じるものかもしれませんね。

上述しましたように、何の心配もなく空を見上げられること、安全な水を飲めること、屋根があって雨風がしのげる温かい家に住んでいること、呼吸ができる体や綺麗な空気があること等々、数え出したら切りがないのに、そういうものがなくなって改めてありがたさが分かることって多いですよね。パンデミックも戦争も、そんなことに気づかせてくれる一面もあるのかもしれません。

そして、一番、幸せなことって人によってそれぞれ違いますし、たくさんあると思いますが、一番、不幸せなことって何だと思われますか?この答えは一つだそうですが、これは正真正銘の最終回となる次回にさせていただきます。

当会では、2月17日に「VEと原価企画~商品企画・開発段階での活動を成功に導くために~」をテーマとした第54回VE関西大会を会場とオンラインで同時開催させていただく予定です。各社の事例紹介の他、トヨタ自動車の「原価企画」「自工程完結」 「チーフエンジニア(CE)制度」に関する講演がございます。ライブでもオンラインでもご都合のよろしい方で、参加されてみてはいかがでしょうか?(https://www.sjve.org/25628

では、よい週末をお過ごしくださいませ。(ゆ)

 

 

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