写真を撮る (5)   (ゆ)  No.124

こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。

今夏の猛暑は、命の危機を感じるような暑さですが、2008年に統計を取り出してから、熱中症で亡くなった方が今年が一番多いそうです。人間だけでなく動物も熱中症になるとかで、ぐったりとした牛や木の枝に布のようにへばりついていた瀕死のリスやアライグマもテレビで見かけましたが、動物達は逃げ込む所がなくて可愛そうな気がします。暑くても毛皮を脱げない動物達とは違って、人間は自衛ができる手段を持っていますから、気をつけて乗り切りたいものです。

命の危機といえば、このブログ№5使命を知る(https://www.sjve.org/5625)でも少し紹介させていただきました私の友人はカメラマンでもあります。彼は世界各地の写真も撮ってきたのですが、ダカールラリーに参加してサハラ砂漠で遭難(?)しかけたり、パリでは銃を突きつけられたりした事もあったそうです。いつどうなってもおかしくない経験をしてきた彼の写真は、やはりプロならではの迫力があります。

私のお気楽な写真とは比べるべくもないですが、プロのようにはいかなくとも、今や誰もがデジカメや携帯電話のカメラ機能で自由に撮れますし、昔に比べると、「写真を撮る事」はより手軽になってきました。「被写体に愛情を持って、数を撮る事」を心がければ、よりよい写真が撮れるのではないかと思います。

前回のブログで、知らないうちに写真を撮られていた私が何を撮っていたかといいますと、下の写真になります。

Torii of Itsukushima Shrine 2013.7 photo by y★u

世界遺産の厳島神社の鳥居と灯籠です。青い海に立つ赤い鳥居は、どこから撮っても絵になりますし、海が干潮の時はそばまで歩いていけます。ただ、この鳥居が倒壊の危機にさらされているそうです。鳥居を支える柱に観光客が硬貨を挟み込んでしまっている事で腐食や傷みが激しくなりつつあるとかで、問題になっているそうです。後世に残していくべき世界遺産なのですから、傷つけるような行為は避けたいものと思います。

神戸でも、「インスタ映え」を狙って建造物によじ登る観光客が後を絶たず問題になったそうです。危険を冒したり、マナー違反をしたりして撮った写真はいい写真とはいえないように思いますので、周りに迷惑をかけないように気をつけながら写真を撮る事を楽しんでいただけたらいいなと思います。

さて、私がデジタルカメラをいただいてしまったきっかけにもなったVE全国大会ですが、今年は10月23日、24日にアルカディア市ヶ谷(東京都千代田区)で開催される予定です。皆様のお陰をもちまして、半世紀を超えることができ、第51回目の大会となります。10月10日までにお申し込みいただけますと参加費の割引もございます。多くの皆様のご参加をお待ちしております。(https://www.sjve.org/11195

なお、当会は誠に勝手ながら、明日8月10日より19日まで夏休みとさせていただきますので、よろしくご了承願います。
気温が高過ぎると、じっとしているだけでも体力を奪われます。皆様もどうぞお体を休ませてあげてください。

では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)

 

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