絵を描く (2)   (ゆ)  No.136

こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。

今の時期、神社に行くと、嬉しそうに七五三のお参りをされているご家族連れを目にしますが、可愛らしいお子さん達の晴れ着姿を見ていると幸せのお裾分けをしていただいているようで、こちらまで楽しい気分になりますよね。

さて、前回のブログで、私が参加した「アロマパステルアート®」というアロマの香りから得たイメージをパステル画にするというセミナーですが、主催者の方が2011年の東日本大震災を通して感じた「絆」という言葉からイメージしたものというテーマもありました。参加者それぞれの作品はその人の個性が出ていて、どれも素敵でした。

このセミナー後に開かれた誕生日パーティーで、初対面の方に私がプレゼントした置物は、繭でできた二羽のウサギと木の実とで丁寧に手作りされた作品でした。そして、その方は、ふたご座でウサギ年の方だったんです。もちろん、私には何の情報もなかったので、まったくの偶然で、『こんな事もあるんだねー』と皆で驚いていました。

さらに、その日、私が着ていた服を見たその彼女が、『その服、素敵ね!どこかで見たような気がするんだけど・・・』と言っていて、その時は気づかなかったそうですが、実は、その服と色違いの同じ服を彼女も持っていたのです。それは大量生産の服ではなく(ちなみにこのブログ№123「写真を撮る」https://www.sjve.org/14963の中の写真の服です)、彼女は府中、私は横浜のまったく違うお店で買ったものです。偶然が重なった彼女とは意気投合して、その後も何回か会いましたが、『前世か何かでつながっていたのかもね』と二人で話していました。

この「パステルでアロマの絵を描く」セミナーには、その後も何回か参加しましたが、主催者の女性は子供の時のニックネームが偶然にも私と同じだったという事を事前のやりとりで知り、お会いする前から親近感を持っていました。彼女は、香りや絵等を媒体として、人をつなぐ事、それこそ絆を大事にされる方で、このウサギ年の彼女を始め、その後も彼女のお蔭でつながった人達がたくさんいます。

更に、彼女の幅広い人脈は驚嘆すべきもので、彼女の一声で数百人が集まった会合もあった程です。このブログ№57「希望を持つ」(https://www.sjve.org/10096)でも書きましたが、初めて会った方と伊勢旅行に行く事になったのも、彼女のお誘いによる集まりでしたし、今年、私が神社検定試験を受けるきっかけになったのも、ある勉強会だったのですが、これも彼女のお誘いで2年程前から参加している会です。 始まりは「絵を描く」事でしたが、私の世界を広げてくださった恩人という事で、彼女には本当に感謝しています。ちなみに、今年の「アロマパステルアート®」セミナーでは、私は下のような絵を描きました。オレンジ色の方がベルガモット、茶色の方がブラックペッパーの香りで感じた私のイメージです。

Pastels 2018. photo by y★u

そうそう、このセミナーでも、もう一つちょっと不思議な体験をしたのですが、これは次回にさせていただきます。

今まで書いてきた様々な出会いは、まずは実際にセミナーを体験した事から始まった事が多かったように思います。
当会では、12月11日にDFA(Design For Assembly)体験セミナーを開催いたします。商品企画部門や開発・設計部門、原価企画・VE推進部門等の方々には特に、日本人ではあまり考えつかないようなユニークな視点によって、改善対象ユニットの構成部品点数を減らす事ができるという法則をこのセミナーで実体験される事で、様々な気づきや出会いを得られて皆様のお仕事に生かしていただければと思います。(https://www.sjve.org/15251

では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)

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