身だしなみを整える (3)   (ゆ)  No.157

こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。

さて、前回のブログで、あるテレビ番組に相談を寄せた母親が子供の卒業式に着ていって浮いてしまった洋服の色というのは「白」だったそうです。個人的には素敵だと思うのですが、他の母親達の服のほとんどが、黒、グレー、紺等の色だったため目立ってしまって恥ずかしかったそうです。

その番組で、服装コーディネーターの方が、その方へアドバイスした服装は確か「シルバーグレー」の上着と「紺」のワンピースだったと思います。前回のブログでも触れたこれらの色はやはり定番のようです。更に、卒業式は式典であり、礼服・略礼服が基本の服装との事で、服以外にもバッグ等の小物まで細かいアドバイスをされていました。

特に、卒業式は、子供が主役であると共にお世話になった先生方に感謝の気持ちを表す場なので、そのような席にふさわしい服は、華やかさよりも上品さが大切だそうです。卒業式での服装というのは「子供の卒業を祝う」とか「先生への感謝の気持ちを表現する」という機能も持っているんですね。

いろいろな生活のシーンにふさわしい身だしなみを整えるのはなかなか大変そうですが、そこには自分だけでなく周りへの気遣いが表現されているようです。例えば、結婚式でも、招待客は花嫁のウエディングドレスと同じ白色は避けるように言われますが、卒業式同様、主役を尊重する気遣いを忘れないようにしたいものですね。

アップル創業者のスティーブ・ジョブズがいつも同じ服装にして、服を選ぶ時間のロスを減らしていたというのは有名ですが、他に考えなければならない事が山積していたでしょうし、VE的には「ムダ」を省くという事で合理的でいいのかもしれません。ただ、個人的には、ちょっとつまらない気がします。例えば、もし、この世に一種類の服しかなかったとしたら、作る時間も選ぶ時間も削減される代わりに個性もないですし、楽しみの一つがなくなってしまうのではないかなと思います。

色でも、江戸時代には地味な色の方が粋でお洒落とされていたそうですが、もし、そういう色ばかりで明るい色がなかったら、殺伐とした感じになってしまうように思うのですが、いかがでしょうか?
目立つ色でもある赤とかが苦手という方は、小物を赤にして差し色として使うとアクセントとなり、お洒落に見えると思います。他にも、色を3色までにするといいというのはよく言われますよね。

色や組合せをあれこれと考えたり、整えたりするのは面倒という方もいらっしゃるとは思いますが、同じ機能の製品を売りにきたセールスマンが二人いた場合、一人はきちんとして神経の行き届いた身だしなみ、もう一人は無頓着でだらしない身だしなみだったとしたら、どちらから買われますか?
服装によって信用性が左右されてしまう事もあると思いますし、第一印象は思ったより大事だと思いますので、整えておくのに越したことはないように思います。

その身だしなみ自体を、いつ、どこで整えるかも大事ではないかという事を私が新聞に初めて投稿したのがちょうど3年前になります。投稿に関する顛末は、このブログ№20「マナーを守る(2)(https://www.sjve.org/6877)」にも書かせていただきましたが、実は後日談があります。これは長くなりますので、次回にさせていただきます。

身だしなみというのは、頭だけで考えているよりも、色々な場所に出かけていって経験を積む事により身につくケースも多いと思います。
当会の西日本支部では、『九州地区VE塾』という参加型のWSS」を開催いたします。実践によってVEの理論が身につくだけでなく、業務中になかなか経験できない異業種交流も可能です。また、所定の出席率を満たして修了すると、VEリーダー(VEL)認定試験の受験要件と、VEスペシャリスト(VES)認定試験の受験要件のうち『VE学習経歴(48時間以上のVEワークショップ・セミナー受講)』を満たすこともできます。(https://www.sjve.org/16399
締切りは5月15日となりますので、是非、ご検討をいただければと思います。

では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)

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