健康を維持する  (2)   (ゆ)  No.168

こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。

今日、7月12日は「人間ドック」の日で、1954年のこの日、国立東京第一病院(現在の国立国際医療研究センター病院)で人間ドックが始められたそうです。人間ドックの目的は、検査結果に基づいて生活習慣の見直しを行い、病気の発症を未然に防ぐ事、また病気を早期に発見して、機を逸する事なく早期に治療を行う事であり、健康寿命を延ばすためには、定期的に健診を受けて生活習慣病を予防する事が大切との事。

病気の早期発見や健康を維持するためにも、人間ドックを始めとした健康診断の受診は大事だと思いますし、特に病気の発見は早ければ早いほど、経済的にも身体的にも精神的にも負担が軽くなるのではないかと思います。

ただ、前回のブログでご紹介した私の知人男性が、お医者さんから『いずれ歩けなくなるから、車椅子を準備するように』と言われるような状態だったのに、車椅子が不要になるどころか前より元気になったというケースもあります。彼が何をしたかというと、ヨガです。私の通っていたヨガスタジオの生徒さんの中で最高齢であった彼は、熱心にヨガに取り組まれていましたが、ここのヨガは一般的なヨガと少し違って、丹田の強化や呼吸などに重点を置いた体操に近いヨガでした。このヨガに加えて、当時のヨガの先生もなんとか治してあげたいとマッサージ等を懸命に施された結果、腕立て伏せを100回もこなせるまで回復されました。

ヨガの成果の証人とばかりにテレビの取材等も何度か受けられていましたが、とても80代とは思えないほど元気になられた彼は、私を含めて生徒さん達の目標でもありました。ヨガも先生のマッサージももちろん功を奏したと思いますが、「車椅子の世話にはなりたくない」という気持ちを強く持たれた事も大きな要因ではないかなと思います。

彼の他にも、病気が改善したという生徒さん達も多くいらっしゃるのですが、皆さん、「病気を治そう!」という前向きな気持ちで臨まれたからではないかと思います。
そして、「気を病む」から病気であるならば、病気ではない人も、「(現在なってもいない)病気になったらどうしよう」などと気を揉まずに、まずは気を病まないように努力する事が大事かもしれませんね。

健康を維持するには、心の持ち方に加えて、食べ物や水といった体に取り入れるものも大切になりますが、中でも何気なく体に入れている、というかないと生きていけない「空気」がとても重要ではないかと思います。
テレビや雑誌等で目にしない日はないといっていいほど、健康食品やサプリメント等の広告があふれていますが、それらに頼る前に、まず、綺麗な空気を吸って吐く呼吸から始めればいいのではないかと思います。空気が綺麗とはいえない場所に住んでいる方でも、空気清浄機を使ったり、たまに空気の清浄な所に出かければ少しでも効果があるのではないでしょうか?

さらに、現代人は呼吸の浅い人が多いそうですので、新鮮な空気を体の隅々にまで送り届けるように深呼吸する事も大事だそうです。
もう20年以上も前の事ですが、喘息だった親族が、空気の綺麗な所に引っ越したら治ったそうです。引っ越す前の親族は、(当時)日本で空気が一番汚れていると言われていた所の近くに住んでいたのですが、どこだと思われますか?
これは次回にさせていただきます。

では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)

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