本をつくる(2)   (ゆ)  No.187

こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。

先週の11月22日は、「いい夫婦」の日ということで、入籍する芸能人の方々が多かったようですね。私の知人にもこの日を選んだ人がいましたが、結婚記念日を忘れにくくていいと思います。11月26日は「いい風呂の日」だったので、今日は「いい肉の日」かしらと思ったら、やはりそうでした。他に「議会開設記念日」でもあるようですが、11を「いい」と読むせいもあり、11月が一番記念日の多い月だというのもうなずけます。

さて、前回のブログで、私の主な担当職務である「バリュー・エンジニアリング」誌のことを書きましたが、VE資料・研究資料の編集・発行も仕事の一つで、私が当会に入職した頃は色々なテーマの研究会が行われていました。研究会は会員企業の方々にメンバー募集のご案内をして集まっていただいていましたが、一つの研究会のメンバーは大体10人前後だったと思います。その方々による数年間の研究の成果を「VE資料」や「研究資料」として一冊の本にまとめて会員の方々に頒布・販売をしていました。

中でも、「開発品の機能評価および売価設定開発研究会」と「感性分野へのVE適用開発研究会」の二つの研究会には私も事務局として参加させていただいていました。偶然ですが、両研究会とも1992年の11月に第1回が開催されています。気持ちのいい今の季節にスタートした訳ですが、文字通りとてもいい(11)研究会で、それぞれ月1回か2回のペースで計15、6回の研究会が開催されました。また、当会に今のような会議室がありませんでしたので、会場は全国各地のメンバーの方々の会社に順番にお世話になりながら、時には工場見学もさせていただいたりして、とても興味深かったです。

「開発品の機能評価および売価設定開発研究会」のメンバー会社・団体(当時)は、いすゞ自動車、JUKI、ゼクセル、東京理科大学、東芝、日立製作所、松下電器産業、三菱電機、「感性分野へのVE適用開発研究会」の方は、産業能率大学、日本コロムビア、富士写真フイルム、マツダと、日本の有名企業ばかりで、訪問させていただく度に、その規模の大きさや充実した活動に感嘆していました。それぞれの研究会の個性あふれる優秀なメンバーの方々との交流は、研究会後の懇親会も含めてとても勉強になることが多く、目には見えない私の財産にもなっています。

VE study group report 2019.11 photo by y★u

研究会報告書は、メンバーが原稿を分担して執筆してくださっていたのですが、まだパソコンのない時代などは大変だったと思います。また、書く方によって送り仮名とか表記が違うので、それらを統一したり、誤字・脱字などをチェックする校正などは私の仕事でした。研究報告書という「本」をつくることはチームワークが大切だと思いましたが、数年間の研究の成果が一冊の本として目に見える形になると、やはり嬉しいものですし、大変な分、充実感がありました。

今までに当会が発行したVE資料・研究資料は120冊を超えます。事例などは過去のものではありますが、根底に流れるVEの考え方は変わらないと思いますので、皆さんの活動のヒントにしていただけるのではないかと思います。

VE資料・研究資料は、残念ながら絶版となってしまったものもございますが、当会で閲覧もできますし、在庫のあるものは当会ホームぺージ上のオンラインショップからも他の関連図書同様に入手できますので、ご高覧いただければ幸いです。(https://www.sjve.org/onlineshop

また、できるだけコストをかけたくないという方には、無料でダウンロードしていただけるVE資料もございます。主に、当会東日本支部の各部会がまとめられた特別資料になりますが、皆様のVE活動に役立てていただけると思いますので、是非、ご活用ください。(https://www.sjve.org/freedownload

では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)

 

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