環境を守る(6)  (ゆ)  No.323

こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。

今月8日に亡くなられたイギリスのエリザベス女王の国葬が19日に行われましたが、亡くなられた後、献花のためにロンドンの花屋さんの花の売り切れが相次いだとか。国民を始め多くの人々にいかに愛されていたかが分かるエピソードだと思いましたが、お花に込められた気持ちは画面からも伝わってきました。

Red spider lily 2014.9 photo by y★u

上の写真は8年程前の今頃に行った横浜の西方寺の彼岸花ですが、日本では20日から「お彼岸」。「お彼岸」とはあの世、極楽浄土を指し、私達が住んでいるこちら側が「此岸」で、一年で極楽浄土に一番近くなるお彼岸の季節には、ご先祖様を敬いながら6個の修行をするそうです。その修行の一つが、お墓やお仏壇にお供えをすることで、特に、お花は心を落ち着かせ、安らかな気持ちになるためのお供えだとか。仏教的な見方によれば、お参りする人の修行のためのお供えなので、お花はお墓の方に向けてではなく、お参りする人の方に向けて供えるそうです。お花はお供えした時は綺麗ですし、枯れても自然に還りますからエコなお供え物だと思います。

一方で、自然に還らないために環境問題になっているものもあります。今日9月22日は、国際ビーチクリーンアップデーで、サンフランシスコに本部のある海洋自然保護センターが1985年から実施。 この日に近い週末に、世界各地で一斉に海岸のごみを拾い集め、その数量・種類等を調べることによって、海洋のゴミの発生元や、地球環境への影響を調査しているそうです。

また、この日はカーフリーデーでもあり、都市の中心部でマイカーを使わないことで、交通・環境・都市生活と車の使い方の問題について考える日だそうです。1998年にフランスの環境省の呼びかけで全国的に行われるようになったカーフリーデーは、2000年には欧州委員会の支援プロジェクトとなってヨーロッパ中に広がり、日本では、横浜市・名古屋市等9都市で行われるそうです。

多くの国々で行われている「環境を守る」ための取り組みですが、多くの企業が、この環境問題を経営の重要課題の一つと位置づけています。そんな企業の中でもオムロン㈱さんは、環境保全に取り組み、エコロジーとエコノミーを同時実現させる環境経営を進めてこられました。2006年に、当時の同社相談役でもあり、当会第2代会長でもいらした立石信雄氏が『企業の作法【CSRが拓く企業の未来】』という著書を出版され、私達職員にもプレゼントしてくださいました。立石氏は昨年の春に他界されましたが、当会会長ご就任中には、職員との会食の場も何度か設けてくださり、大変お世話になりました。

ご著書では、『環境経営の方向性と環境行動計画を示す「グリーンオムロン21」を策定し、持続可能な循環型社会構築への貢献により、「環境世紀」にふさわしい21世紀型企業の創造を目指している』と述べられていました。更に、環境を守るために「CO²排出量の削減」、「ゼロエミッションへの取り組み」、「規制化学物質の削減加速」、「エコ商品の創出」等に取り組まれ、『環境に対する投資等も、社会コストとして企業が負担しなければならないが、結果的にそういう投資が企業価値やブランド価値を引き上げて、企業の成長につながる』と述べられていました。立石氏は、経団連の副会長を始め、多くの団体のトップ層として長きに渡り組織をマネジメントしてこられた方なので、実績に裏付けられた内容には説得力がありました。

当会では「VEを組織的に適用するためのマネジメント」講座を、10月6日にオンラインにて開催いたします。VEを活用して成果を挙げるために特定の対象又は組織全体で管理する方法、VE活用上の問題を解決するプロセスと技法を体得できます。お申し込みの締め切りは9月29日となりますが、組織の価値を上げ、ひいては地球の環境を守るためにもVEを活用されてみてはいかがでしょうか?(https://www.sjve.org/25050

では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)

過去のブログはこちら

関連するページ