資格を取る (4)   (ゆ)  No.93

こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。

今年も残す所、数日となってしまい、師でなくても走っている方が多いと思いますが、忙しい時はちょっと空を見上げるとか深呼吸するとよいそうです。

さて、前回までのブログに書いてまいりました「資格取得」ですが、私が教師や図書館司書の他に大学時代に取った資格は「運転免許」でした。実家の商売を手伝ってもらえたらという父の要望もあったので、父が費用を出してくれました。なんとか免許は取れたものの、私には運転のセンスがない事が分り、期待していた父には申し訳なかったのですが、免許証は「運転資格がある事を証明する」という機能のみの高価な身分証明書になっただけでした。

教習所内のS字カーブやクランクは割とこなせるのですが、とにかくスピードを出すのが怖くて、教官からは『肩の力をもっと抜いて!』とよく注意されていました。隣に教官がいてくださるとはいえ、路上講習で交通量の多い国道246号線をよく走っていたものだと思います。前後左右やスピードに気をつけつつ、同乗者の人とも話しながら目的地に到着できるドライバーってすごいと思います。『運転のうまい人は仕事もできる人』と聞いた事がありますが、瞬時の状況判断は運転にも仕事にも必要だと思いますから納得です。

ただ、最近のドライバー同士の揉め事から起こる悲しい事故を見聞きするにつけ、資格を取っただけで実際に運転していなくて良かったとも思います。運転以前にマナーの試験も実施されていれば、未然に防げた事故もあったのではないかとも思えます。昔と比べて更新時の講習の仕方も改善されたと思いますが、そこでマナーの再教育などがあってもいいかもしれません。

社会人になってから取った資格関係では、当会のVELの他に、茶道、ヨガ、英文タイプ、メンタルカウンセリング、アロマテラピー&リンパマッサージ、カラーコーディネート等があります。「先生」の資格を取ったものもありますが、以前、私が担当した当会のセミナーの若い女性の先生が、『ある企業でセミナーを開催した後のお酒の席で、年配の参加者から「君のような小娘に教わるとは思わなかった」と言われて悲しかった』と話されていた事があります。

私がその先生の立場なら、何か一言返していたと思うのですが、「先生」に年齢はあまり関係ないと思います。年を重ねた方のほうがそれなりに経験は豊富でしょうが、現在の私のヨガの先生は一回り以上年下の方で、色々な事を教えていただいています。私は「その道を先に生きている」方だから「先生」だと思っていますので、年下の先生でも抵抗はありませんし、私より精神的にはずっと大人だと思います。『我以外、皆、師』という謙虚な心構えの方が、きっと吸収するものもたくさんあるのではないでしょうか?

今年の春、VEL資格をお持ちの社長さんにVE誌のインタビューをさせていただいた時に、『資格を取っただけではダメ、それを生かさなくては』と話されておられました。もちろん生かせるのが一番いいと思いますし、例えば、運転免許を取ってから運転してどこかに行くのは自分です。他の人や組織が何かをしてくれるのを待っていても何も始まりません。

いずれにしても、まずは「資格を取る」事に挑戦するだけでも意識が前向きに変るのでいい事だと思います。「もの」と違って、資格は目には見えないけれど、なくす事もありません。そして、今、生かせないとしても将来のどこかできっと役に立つと思います。私は、伯母がお茶の先生だったので遊びに行く感覚で10年ほどお茶を習いにいっていましたが、ホームステイの時に役立ちましたし、『(がさつな私にしては)物の渡し方が丁寧なのは、お茶のせいかしらね』と母がよく言っていました。ムダ・ムラ・ムリをなくすのはVEの得意とする所ですが、資格とかそれに関する勉強に関してはムダなものはないと思います。

当会では、国際資格でもあるCVS(Certified Value Specialist)認定試験も実施していますが、受験要件の一つに「論文」があります。論文と言われてもよく分らないという方向けに、来年の2月2日に「論文の書き方」セミナーを開催いたします。お申し込みの締切りは、1月26日になります。まずは、論文の書き方を習得されてから、CVS資格を取る事に挑戦されてみてはいかがでしょうか?(https://www.sjve.org/13218

皆様は、来年は、どんな自分になりたいですか?
そして、なりたい自分になるために、当会の資格に限らず、何かの資格を取得されてみてはいかがでしょうか?

なお、当会は誠に勝手ながら12月28日より2018年1月4日まで冬季休暇とさせていただきます。今年もこのブログをご愛読いただきまして、ありがとうございました。来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。

では、よいお年をお迎えくださいませ。 (ゆ)

 

過去のブログはこちら

関連するページ