生活習慣を見直す(3)   (ゆ)  No.175

こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。

さて、前々回のブログで、「呼吸法」について書かせていただきましたが、この呼吸は「姿勢を正す事」で整えやすくなるそうなので、まず姿勢が大事なポイントのようです。そして、姿勢と呼吸が整うと、緊張がほぐれたり、イライラが解消されたり、不安が抑えられたりといい事づくめのようです。

前回のブログでは、姿勢の重要性について書きましたが、では、どうやれば正しい姿勢を整えることができるかについて調べてみました。 VEにも基本原則がありますが、姿勢の基本はまず「腰を立てる」事だそうです。腰を立てる事も意識しないと難しいと思いますが、まず、朝、起きたら、布団の上で腰を立てて正座をするとよいそうです。

そして、立った時は、大きく背伸びして腕をおろすだけで、頭上から糸で吊られているような背筋がピンと伸びた状態となり、本来あるべき正しい姿勢をとる事ができるそうです。 更に座り方ですが、座面に深く座り、足裏の全面を床につけて(足裏がつかない場合は、椅子の高さを調整したり、足置きを使ったりするとよいそうです)、座骨に体を乗せるようなイメージで座るのが正しい座り方で、こうすれば骨盤が立ち、背骨がまっすぐになるそうです。

正しい立ち方や座り方が分かったら、今度はそれを維持する事が重要になってきます。
VEに五原則があるように、正しい姿勢を維持するためにも以下の6原則があるようです。

  1. 姿勢を意識するタイミングをつくる。
  2. 座る時はソファではなく、椅子を選ぶ。
  3. パソコンの画面は目の高さにする。
  4. 寝具は硬めを選ぶ。
  5. 運動習慣を持つ。
  6. 十分な睡眠をとる。

上の事を心がけて、正しい座り方や立ち方の維持ができるようになったら、歩き方も大切です。歩く事も、上の5番の運動習慣の一つだと思いますが、私のヨガの先生は「数字の11歩き」を勧めています。つま先を揃えて数字の11の形でまっすぐ足を踏み出す歩き方で、これが習慣になれば、膝が丈夫になり足に力がつくだけでなく、日常生活でもあまり疲れを感じなくなるそうです。

正しい姿勢で歩くので、全身の動きに無理がなく(これもVE?)、血液循環がスムーズになり、体がますます軽くなって歩く事にも自信が出てくるとか。

私は、中学校時代に同級生の男の子(このブログ№172でコンサートに誘ってくれた友人です)から、『外股で歩くのはやめた方がいい』と丁寧にも年賀状で指摘された事があります。その時は動揺しただけで改善にまでいたらなかったせいか、社会人になってからも、仕事仲間の男性やヨガの先生(やはり男性)から同様の指摘をされました。

これは、女性らしくない歩き方が目に余ったからだと思うのですが、親切心からのアドバイスと受け止めて、少しでも改善しようと気をつけるようになったら、お陰様で確かに疲れにくくなったような気がします。歩く事もコストも何もかかりませんから、意識されて歩かれる事をお勧めします。

さて、呼吸や姿勢が整ったら、次に整うものがあるのですが、何だと思われますか?
これは次回にさせていただきます。

正しい姿勢へと改善する方法が分かったら、まずはやってみる事が大切になってくるように、何事も頭で分かっているだけでなく実践する事が重要だと思います。 当会では、2019年9月26日(木)に「開発設計のVE」講座を開催いたします。
本講座では、開発の上流段階にVEを適用し、効果的により大きな成果を上げる開発設計段階のVEの進め方を演習によって実践的に習得できますので、ご参加をお勧めいたします。(https://www.sjve.org/semi/16189

では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)

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