食生活を改善する(1)   (ゆ)  No.180

こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。

リチウムイオン電池を開発された吉野彰氏へのノーベル化学賞授与が、先日、発表されましたね。吉野氏は記者会見で、『研究者は頭が柔らかくないといけない。真逆だが、執着心、あきらめない事も必要』と語っていらっしゃいました。

吉野氏は、研究はもちろん、ノーベル賞もいつか受賞できるかもしれないとあきらめる事をされなかったかもしれませんね。だからこそ会心の笑顔がとても素敵でいらしたのだと思います。そして、『10年先を見通し、解決するのが新しい技術開発』との事でしたが、研究者のみならずVEr.の方々にも必要な事ではないかと思いました。

既に実行されているVEr.の方もいらっしゃるとは思いますが、一般人にはなかなか難しい事だと思いますので、何かを成し遂げるためにも、まずは身近な自分自身の体の事も、先を見通して今から改善できることは改善していく必要があるのではないかとも思いました。

また、吉野氏と同時に受賞されるテキサス大学のジョン・グッドイナフ氏は97歳というご高齢で、1901年に授与が始まったノーベル賞史上、最高齢での受賞となるそうですが、元気で研究を続けてこられたのも、食生活を始めとした生活習慣に気を配られてこられたからではないのかしらと思います。

さて、前回のブログでお話しした私の食生活の改善のために、1週間毎の食事の写真を見ながら筋トレの先生がアドバイスしてくださったのは以下のような事でした。

  1. 揚げ物が多いので減らす(揚げ物は主人の好物なので、毎日のように頂いていました)。
  2. 小麦粉(麺類やパン)を減らす(麺類やパンは手軽なので、つい多くなりがちでした)。
  3. 乳製品を減らす(牛乳やヨーグルトより、豆乳をとるように勧められました)。
  4. タンパク質を減らす(これも主人の好みで大抵、肉と魚の両方が食卓にあがっていました)。
  5. 砂糖(デザートやお菓子類)を減らす(頂くなら午後3時のおやつの時間がいいそうです)。
  6. 油は、なるべくオリーブオイルや亜麻仁油のような植物油をとる(マーガリンはNG)。
  7. 野菜が少なめなので増やす(サラダ程度では不足だそうです)。

ざっと、こんな感じですが、一応、主人も私も標準体重ですし、食べ過ぎてはいないはずなのですが、ある程度の年齢になると基礎代謝が落ちて本当に脂肪が落ちづらくなります。若いうちから10年先を見越して節制する事は大切かもしれません。

上のようなアドバイスに従って野菜は意識して少しでも多くとるようにしたものの、減らすというのが中々難しいという事がよく分かりました。それでも、ある程度は食生活に気をつけながら、基礎代謝をアップするためにも筋トレに3か月励み、出された宿題(スクワット等の運動を毎日続ける事)も何とかこなした結果がどうなったかについては、次回にさせていただきます。

私は、今回、筋トレの専門家に指導を受けましたが、やはり餅は餅屋で、専門家に指導していただくのが何事も早道ではないかと思います。そして、そういう専門家や実務家の方にとって必要な技術の一つにファシリテーションスキルがあると思います。

当会では、VE専門家や実務家の方々のための「ファシリテーションスキル講座」を、11月4日、5日に当会にて開催いたしますが、遠方からお越しのVE全国大会参加者の方々も受講されやすいように、「第52回VE全国大会」(11月6日、7日)直前の開催となります。

更に、この講座はCVS要件の変更(VE活動におけるファシリテーション関連の学習・実践が必須となります)に伴う準備講座となり、アメリカVE協会からお招きしたCVSの講師による英語でのセミナーになります。ファシリテーションに加えて英語の勉強にもなる一石二鳥のセミナーですので、この機会に参加されてみてはいかがでしょうか?(https://www.sjve.org/16986

では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)

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