気持ちを切り替える(2)  (ゆ)  No.205

こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。

「人の命や社会を守る」ために、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県に「緊急事態宣言」が4月7日に発令されました。状況が改善されれば、宣言は解除されるとのことですので、国民一人ひとりが自らの行動に責任を持つことを自覚する必要があるのだと思います。

この宣言がされた日の読売新聞の読者投稿欄で、学校が休校になった小学生の男の子の投稿がありましたので、以下にご紹介させていただきます。

『今、ぼくや友だちはいろいろなことをがまんしています。新型コロナウイルスは広がっています。一部の人が、がまんをしていないことも原因だと思います。小学生が、がまんできているのに、がまんできない人がいるのはとても残念です。新型コロナを早く終息させるには、みんなが自分のことと考えて、自しゅくに協力することが大切だと思います。』

生まれて10年あまりのこの男の子が理解していることを理解できていない大人(自分も含めます)が多いことを恥ずかしく思いました。
教師への教師によるいじめ事件もそうですが、本来は子供のお手本にならなければいけないはずの大人なのに、お手本どころか反面教師になってしまって、逆に子供から諭されてしまっていては情けない気がします。

自分や家族を守るためなのかもしれませんが、緊急事態宣言を受けて日用品や食料品の買いだめに走る大人達を見て、子供達はどう感じるだろうかしら?とも思います。
そういう子供の目線といいますか、子供の立場から気持ちを切り替えてものごとを眺めてみることもいいことかもしれませんね。

なお、国からの『企業はテレワークの活用などで、出勤者を最低7割減らすように』という要請に応じて、当会の職員の在宅勤務は5月8日までとなりました。ご不便をおかけすることもあるかと思いますが、ご理解とご容赦のほどをお願いいたします。

在宅勤務をさせていただけるだけでもありがたいことと思いますが、こんなに長い期間の在宅勤務は初めてで、休日もほとんど外に出ないで家で過ごしています。

今までのような日常生活を送れないことによるストレスも何かと生じるとは思いますが、上述でご紹介した小学生の男の子も我慢しているのですから、あまり不満やストレスを抱え込まないようにしたいものです。

皆様も家で過ごす時間が増えたことと思いますが、『好きなように外出はできなくても、今まで家でゆっくりとやってみたかったことをしてみよう』と気持ちを切り替えることが、今は大事ではないかなと思います。

外出自粛で人と人の接触機会を7~8割減らせば、『2週間後には感染者の増加を減少に転じさせられる』という試算もあるそうです。晴れて宣言が解除されましたら、今度は、自粛中にできないで我慢していたことをされてみてはいかがでしょうか?
今までよりもありがたみが増しているかもしれませんね。

当会の開催する各セミナーなどへのご参加もご検討いただけますと嬉しいです。
なお、新型コロナウイルス感染拡大防止対策の一環として、2020年度の開催セミナーの一部の日程を変更させていただきましたので、よろしくご了承願います。(https://www.sjve.org/18638

では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)

 

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