顧客評価額に基づく付加機能の複合化による相互効果の評価法

論文

一般的に、数多くある競合製品において、製品差別化のために複数の付加機能が追加されるが、これらを合理的に金額評価する研究はさほど進展していない。本研究は付加機能が複合化させることによって生じる相互効果を、相互効果額・相互効果額比・相互効果認識率の3つの指標を用いて具体的に金額評価する方法を提案し、その有用性を明らかにするものである。

これらの評価値を総合的に活用することにより、戦略的な製品コンセプトづくりや標準的売価決定の基幹となる予測売価の算出、さらには原価目標の設定などに効果的に活用できることを明らかにするものである。

目次

  • 1. はじめに
  • 2. 先行研究と本研究の手順
  • 3. 本研究の方法
  • 4. 付加機能の複合化による相互効果の評価法
  • 5. フェイスシートを利用した相互効果分析と対象事例の総合考察
  • 6. おわりに

発行年

2003年 VE研究論文集 Vol.34

著者

株式会社アルファシステムズ
管理本部
細井潤
諏訪東京理科大学
経営情報学部
奥原正夫
諏訪東京理科大学
経営情報学部
広瀬啓雄

カテゴリー

  • VEテクニック

キーワード

  • 付加機能
  • 売価設定
  • 機能評価
  • 相互効果

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