ロードマップ活用による企画VEの充実

論文

本論文は、企画VEを一層充実させる方法を商品企画プロセスの先行研究と、アンケート調査結果の考察を通して論ずるものである。

商品企画に関する先行研究からは、商品企画プロセスとは不確実・多義性・複雑性に富んだ情報処理作業であり、この不確実・多義性・複雑性への対応が商品企画プロセスの高度化の1つの方向性であるとの結論を得た。

また、アンケートによる商品企画の実態調査結果から、優れた商品企画プロセスでは、商品ロードマップが活用されていることが明らかになり、商品企画プロセスにおける情報処理の1つの方法として商品ロードマップの活用という方向が得られた。

そこで、本論では、企画VEを充実させるための1つの方法として、商品ロードマップの活用を通じた企画VEの方法についての提案を行う。

目次

  • 1. はじめに
  • 2. 商品企画に関する先行研究について
  • 3. アンケート調査による商品企画の実態調査
  • 4. 企画VEの充実に向けて
  • 5. まとめ

発行年

2006年 VE研究論文集 Vol.37

著者

学校法人産業能率大学
総合研究所経営管理研究所
竹村政哉

カテゴリー

  • VEテクニック

キーワード

  • FFE理論
  • クロノロジカルマップ
  • ロードマップ
  • 企画VE

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