お酒を嗜む (3)   (ゆ)  No.83

こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。

10月の空はもうすっかり秋模様ですね。鱗雲という名前はうまい表現だなあと空を見上げていて、ふと、鱗というのは魚や蛇だけでなく、龍にもあると気づきました。以前のブログ№ 57(希望を持つ(3)https://www.sjve.org/10096)で龍の顔に見える雲をアップしましたが、「今度は龍のお腹の部分の雲かも?地球を取り巻いていたりして」などと想像が膨らみました。

Urokogumo 2017.10 photo by y★u

たまにはこういう発想をしてみると、少しはブレインストーミングの練習になるかもしれませんね。日頃、どうしても部分だけにとらわれて全体が見えないという事もままありますので、時には視点を変えて見てみると、何かの気づきがあるかもしれません。

さて、大酒飲みの代名詞に「うわばみ」がありますが、大きな蛇の口はいかにもたくさんのお酒を飲みそうなイメージだからでしょうか?(私はどうも「お酒が強い」という印象を持たれがちなのですが、口が大きいからかもしれません)

ただ、お酒に強くてたくさん飲めても偉い訳ではないし、まして飲み過ぎは身体にもよくないし、まるで水のようにカパカパと惜しげもなくお酒を飲んでいる方を見かけると、「途中でお水に取り代えても分らないかも?やってみよっかな?」とたまーに思ったりもします。

幸か不幸か学生時代に自分の酒量を把握できたせいか、社会人になって泥酔するような飲み方は数えるほどですが(ゼロではないのが残念!)、今まで実に多くの方々と杯を重ねてきました。普通は職場や取引先の方とか友人達とお酒を飲むくらいだと思いますが、当会は、全国の多くの企業の方々にご入会をいただきお世話になっておりますので、本当に様々な職種や年代の方とご一緒する事が多く、いろいろと勉強をさせていただきました。

VEr.の方々は明るく楽しくお酒を飲んでいらっしゃる方が多い気がしますが(裏を返せば、お仕事が大変で厳しいので「憂さを晴らす(?)」機能をお酒に求めて開放的になっていらっしゃる場合もあるのかもしれませんが…)、話題も幅広く豊富で興味はつきません。

酒豪も大勢いらっしゃいますが、中でも、私の担当した研究会・VE誌編集委員会・VEハンドブック編集などでも長年にわたってお世話になっている田中雅康先生(東京理科大学名誉教授、日本経営システム協会会長、当会顧問)は、八十路を越えられている事が信じられない程お元気で、お酒も正に嗜まれるという感じです。お酒に飲まれたお姿を私は拝見した事がありませんし、昔はご趣味の社交ダンスで「大会荒し」の異名をとられたそうで、いつお会いしても背筋をピンとされ若々しい歩き方をされていらっしゃいます。

田中先生には、10月24日開催の当会の全国大会(https://www.sjve.org/learn/sjve_conf)で「VE70年目のKAKUSHINNを考える」と題してご講演をいただく予定ですが、11月10日(金)にも、田中先生による「原価企画・特別セミナー」が開催されます。好業績企業に共通して活用されている「原価企画」のポイントはもちろん「元気で長寿」の秘訣も教えていただけるかもしれませんので、是非、この機会にご参加されてみてはいかがでしょうか?お申し込みの締切りは11月2日になります。(https://www.sjve.org/9462

では、よい週末をお過ごしくださいませ。  (ゆ)

過去のブログはこちら

関連するページ