気を感じる (3)   (ゆ)  No.47 

こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。

さて、前回のブログで手術を勧められた私が、「腫瘍を取る(小さくする)」という目的のためにどういう手段を選んだかですが、怖くて仕方がない手術の代替案ならぬ代替治療を数年間にわたってジタバタと探し回りました。ただ、漢方薬を飲み続けても小さくはならず、開腹しないで小さくする最新医療も見つけたのですが、制約条件がいくつかあり、私の場合にはあてはまりませんでした。

そこで、体の異常を「気」で発見できたのだから、できれば「気」で治せないものかと思い、雑誌で見つけた気功の治療院に通う事になりました。その治療院で腫瘍を小さくできたという患者さんもいたので、何年か通ってみたものの私の場合は、結局大きすぎて無理のようでした。

色々と手段を検討してみた結果、お医者さんに『今は良性でも、将来、悪性になる可能性もある』と言われて覚悟を決め、7年半程前に国立病院で手術をする事にあいなりました。お陰様で手術は無事に成功して経過もよく、今はこうしてブログを書かせていただいております。
さらに、気功の治療院では、治療だけでなく、「気」や「メンタルカウンセリング」に関するセミナーを休日に開催していて、手術後もご縁があってそのセミナーに通って勉強する事になりました。

実は20代の頃、自律神経失調症になり、辛い思いをした事があったので、以前から関心のある事ではありました。また、友人・知人に「うつ病」の人もいて、自分はもちろん他の人のためにも微力ながら力になれればという思いで、数年間をかけて、課題本を読んだり、レポートを出したり、最後に実地試験を受けたりして、2年前に半(?)公認の「メンタルカウンセラー」の資格を取りました。

資格を取ろうと思った動機は、お世話になった治療院の先生の『これからの世の中はどんどん激動していき、その中で精神を病んでしまう人はもっと増えてくる。それが高じて自殺する人が増えてしまうのをなんとか防ぎ、そういう人達を助けるために一人でも多くのカウンセラーを養成したい』という思いに少しでも応えたいと思ったからです。

先生によると、『何事も偶然はなく必然。そして病気や怪我は「何かを気づかせるためのメッセージ」』だそうです(「気を病む」から「病気」ともいいますが、私が病気になったのは、もしかしましたら、このメンタルカウンセリングの勉強にたどり着くためだったのかもしれないとも思っています)。そして、先生のご子息が、大学の応援団長をされていらしたほど元気だったのに、風邪が原因で生死の境をさまよったというお話もしてくださいました。これも長くなりますので、次回にさせていただきます。

私は、「腫瘍がある」という現状をなんとか変えようとして色々と動き回り、結局手術をしましたが、情報収集を始めとした行動の過程は無駄ではなかったと思っていますので、まずは行動が大事だと思います。 仕事上で何か行き詰っていらっしゃる現状を変革したいという方には、行動の手始めとして是非、VEを活用していただきたいと思います。

当会西日本支部では、2月17日(金)に「VEと原価企画~VEで現状を変革しよう~」というテーマで第48回VE関西大会(https://www.sjve.org/9035)を大阪国際交流センターで開催いたします。お申込みの締切りは2月10日となりますので、是非、ご参加をお勧めいたします。

では、よい週末をお過ごしくださいませ。  (ゆ)

 

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