色を選ぶ (1)   (ゆ)  No.151

こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。

3月に入り春めいてまいりましたが、「春色」と言われて思い浮かぶ色ってどんな色でしょうか?
私はパステルカラーをイメージしますが、春夏秋冬の季節によって思い浮かべる色って違いますよね。

私達の生活には、実に様々な色があふれていますが、ものづくりの現場でも、売れ行きにも影響する製品の色を選ぶ時は慎重に決めていらっしゃる事と思います。 私は洋服等、身に着けるものを選ぶ際は、デザインよりもまず色の方を優先する事が多いですが、色の選択肢が多いと迷いますよね。

前回までのブログの「運勢を占う」というテーマでも、ラッキーカラーとアンラッキーカラー等のお話もしましたが、インテリア等は風水占いの色を参考にしたりした事もあります。この風水ともつながりが深いと言われる四神獣(中国の神話に登場する天を司る神様で青龍・朱雀・玄武・白虎)には、次のようにそれぞれ決まった色とか守っている方角や季節があるそうです。

●青龍:青・東・春
●朱雀:赤・南・夏
●白虎:白・西・秋
●玄武:黒・北・冬

先月、私がある神社に行きたいと言っていたら、『その神社は子供の頃に住んでいた家の近くだった』と主人が言うので一緒に行ってみました。その神社のおみくじも様々な種類があったのですが、私は自分で釣り上げる形式の鯛や鯉のおみくじが珍しかったので、赤、白、黒と3色あったうちの黒い鯛を釣ってみました(今まで神社で必ずおみくじを引いている訳ではなく、大吉が出た事も数回しかないのですが、今年2度目の大吉でした)。鯛のお腹にはすべて「一年安鯛」と書いてありましたが、ダジャレと分かってはいても「これでこの1年は安泰かもー」となんとなく安心しました(ちなみに鯉の方は「恋みくじ」でした)。

このブログ№145「運勢を占う(3)(https://www.sjve.org/15966)」で、たまたま行きたいと思って年始にお参りした神社が、主人の母の実家の氏神様だった事が分ったという事をお話ししました。今度は主人が子供時代を過ごした家から程近い所にある神社という事で、よく行っていたという床屋さんがまだあったりと、ちょっとしたタイムトリップ気分の主人は、ここでも懐かしそうに界隈を案内してくれました。

その神社の境内には、昔、サーカスなども来ていたそうですが、奉納相撲のための土俵もあり、青龍・赤龍・金龍・黒龍・白龍の五龍神が祀られていました。この五龍神のおみくじもあり、下の写真のようなご利益がそれぞれにあるそうです。

The profit of Five Dragons God 2019.2 photo by y★u

五龍神の中でも青龍神は、東の方角や樹木・風を守護すると共に、春を象徴する神様という事で、新芽が出る様に発展へと導いて下さるそうです。更に、今年の吉方位が東との事でしたので、主人は青龍神のおみくじを引いていました(ちなみにこちらは中吉でした)。

上の写真にあるように、青龍神は「技芸向上、就業成就」のご利益があるそうですが、皆さんならどの色を選ばれますか? このようなおみくじではなくても、何かの色を選ぶ時に迷われたら、こういうものを参考にされるのもいいかもしれませんね。

では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)

 

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