製品開発の仕様検討段階における情報収集手法の適用とその考察

論文

製品の価値向上の形態の一つに「機能の向上」、すなわち「より優れた機能を持った製品を使用者に提供する」方法がある。そのためには的確に「使用者の必要とする機能」を理解し、その要求を上回る機能を提供しなければ、高い顧客満足を得てその価値を認められることはない。
本論文では、VE対象の情報収集のステップでの「体験法」「生活研究(観察法)」、機能の定義のステップで「シナリオライト法」を適用した事例をもとに、「使用者の必要とする機能」を正しく理解するための情報収集の重要性について考察する。

目次

    1. はじめに
    2. 情報収集の方法
    3. 適用事例と効果
    4. 今後の課題
    5. まとめ

発行年

2019年 VE研究論文集 Vol.50

著者

ヤマハ発動機株式会社
マリン事業本部 マリンエンジン統括部
竹田 幸生

カテゴリー

  • VEテクニック

キーワード

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