この論文はPDF版をご購入いただけます。
ご希望の方は「カゴに入れる」ボタンをクリックしてください。
ご希望の方は「カゴに入れる」ボタンをクリックしてください。
減価償却型VE から増価蓄積型VE への転換―増価蓄積型VE のプロセス―
減価償却型VE から増価蓄積型VE への転換―増価蓄積型VE のプロセス―
発行年:2023年 VE研究論文集 Vol.54
著者
グリーンマネジメント株式会社代表取締役:髙橋 淳一要旨
「買ったモノは新品の時が最も価値が高く、時間と共に価値が下がって行く」この仕組みが減価償却である。一方プラットフォーム上でのデジタルサービスは「新品の時の価値が最も低く、使われる中でソフトウェアが随時アップデートされていき時間が経つと共に価値が高まって行く」この仕組みが増価蓄積である(此本 20222022)。
VE
は減価償却型の製品やサービスを中心に発展して来たが、デジタル社会という劇的な変化の時代を迎え、新たなVE の方法を追求し真に顧客が求める価値の高い商品やサービスを提供することが必要と考える。それは購入後、時間と共に価値が高まっていく増価蓄積型商品の開発でありVE を減価償却型から増価蓄積型VE に発展させることであると考える。本論文は増価蓄積型VE へのプロセスを示すものである。
★キーワード
減価償却社会 増価蓄積社会 減価償却型商品 増価蓄積型商品 増価メカニズム
使用目的機能 データ蓄積機能
目次
- 研究の目的と背景
1.1 研究目的
1.2 研究の背景 - 先行研究
2.1 価値向上の形態と使用目的機能の拡大
2.2 既存の増価蓄積型商品の増価メカニズムのレビュー - 提案内容
3.1 提案アプローチ - 本研究のまとめ・・・増価蓄積型VE のプロセス
- 今後の課題


