オーバホール品のVAアプローチ

論文

コンピュータは,現在から次代にかけての花形製品として脚光を浴びているが,その環境条件は,技術革新の速さからくる厳しさが存在する。

性能の大幅な向上と同時に,急激な価格低落があり,そのためにコストパフォーマンスの改善スピードは大きい。

一方,コンピュータ製品の大型化と使用範囲の拡大から,その信頼性に対する期待も無限に大きくなりつつある。

つまるところ,高品質を維持しながら,如何にして原価低減をなし遂げるかという普遍的なVAテーマに到達するわけである。

目次

  • 1. はじめに
  • 2. コンピュータ製品の販売形態
  • 3. コンピュータ製品におけるVA活動
  • 1) オーバホールの意義
  • 2) コンピュータにおける製品VAの体系
  • 4. オーバホールVAの展開
  • 4-1 オーバホールVAの特徴
  • 4-2 製品稼動状況とオーバホール費用
  • 1) 製品稼動率の維持向上
  • 2) 稼動率分析とオーバホール項目
  • 3) オーバホール費用の分析
  • 4-3 改善活動内容
  • 1) 分析活動のフロー
  • 2) 稼動率分析による改善例
  • 3) 交換部品の削減
  • 5. 成果
  • 6. まとめ

発行年

1981年 VE研究論文集 Vol.12

著者

株式会社日立製作所
小田原工場 資材部購買課
石井広治
株式会社日立製作所
小田原工場 資材部購買課
森谷勝

カテゴリー

  • VEの適用局面

キーワード

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