論文
試作設計段階、さらに開発企画段階といったようにより源流段階でのVEの適用が注目される時代となった。
しかし他方では、VE導入期および停滞気味の段階における企業では、保守的な考え方の殻をどう破るかが大きな問題である。
本論文は、この問題について掘り下げを行うと共に、解決の一方策としての「現状打破の技法」を提案したものである。
さらに、当社における同手法の展開事例を通して、この問題に対し本技法が有力な道具となることを示した。
目次
- 1. はじめに
- 2. VE適用レベルの分類
- 3. レベル0、レベル1の問題点
- 4. 現状打破の技法「WHY? & REALLY?法」
- 5. WHY? & REALLY?法の実践
- 6. WHY? & REALLY?法のねらい
- 7. おわりに
- 8. 参考文献
発行年
1990年 VE研究論文集 Vol.21著者
- 東洋運搬機株式会社
資材部 - 坂本幸一
- 東洋運搬機株式会社
滋賀工場 技術部 - 岸勝幸
カテゴリー
- VEテクニック
キーワード
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