システム機器の整備における価値分析の考え方

論文

システム機器における価値評価の対象として、機能・性能や操作性と並んで整備が重要視されつつある。整備とは、整備員、補給支援、ツール、技術データなどの整備要素を統合したもので、稼働率の向上を図るのが狙いである。

ここでは、フライトシミュレータというシステム機器の整備を例にとり、VE基本式を構築するとともに、その整備価値を分析するため、パラメータを設定してケーススタディを行った。また、ライフサイクルコストからみた評価を試みた。

システム機器の整備価値とは何か。これまで注目されることの少なかった、こうした課題に対し、一つの考え方を示した。

目次

  • 1. はじめに
  • 2. フライトシミュレータ整備の問題提起
  • 3. 整備の価値分析
  • 4. 評価
  • 5. 今後に向けて
  • 6. 成果
  • 7. おわりに
  • 8. 参考文献

発行年

1992年 VE研究論文集 Vol.23

著者

三菱プレシジョン抹式会社
鎌倉工場 補給整備部
工藤孝之

カテゴリー

  • VEテクニック

キーワード

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