公共事業の全実施プロセスにおけるVE活用策の一提案

論文

昨今、年間市場規模50兆円と言われている公共事業は改革が求められ、顕著な改善効果がなかなか本質的に現れてこない。本研究は公共事業のプロセスに焦点を当て、それぞれの段階の課題を抽出する。これらの課題の中、特に発注者側が企画を練る段階に対し、管理技術VEを適宜に応用できる手法を提案することが主目的である。また、全実施プロセスに対しても分析を行い、公共事業の全体へのVE活用の課題提起も行う。

目次

  • 1. はじめに
  • 2. 公共事業の規模と実施プロセス
  • 3. 今までの公共事業におけるVE展開
  • 4. 公共事業になぜ管理技術が必要か、その効果は
  • 5. 真の公共事業VEとは
  • 6. 公共事業VEはどのように実行すればよいか(事例スタディ)-道路事業の例
  • 7. おわりに

発行年

2003年 VE研究論文集 Vol.34

著者

パシフィックコンサルタンツ株式会社
大阪本社 プロジェクト部
黄逸鴻

カテゴリー

  • VEの適用局面

キーワード

  • VE活用策
  • 公共事業
  • 公共事業VE
  • 実施プロセス
  • 道路事業VE

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