論文
今日の過当競争の中で,企業が生き残るには,いかに利益をあげ存続するかによって決定されます。それは,製品の技術,価格,販売力等により左右されます。
特に最近の情勢は,価格競争が表面化してきていることは事実です。この価格競争に打ち勝つためにも1個1個の部品単価が深く追求され,いかにしたら,"VE,コストダウン"ができるか,そのVE活動に多くの期待が寄せられています。
しかし,製品コストは,設計段階での製品仕様,設計によって,ほぼ決定されると言って過言ではありません。
従って,設計段階のVEは,製品コストに大きく影響を与えると共に,企業の原動力の1つとして重視され,今後,一層推進していかなければなりません。
目次
- 1. はじめに
- 2. フォローアップの実態
- 3. VEベクトル図
- 4. VE実施例
- 5. VEベクトル図を活用した結果
- 6. VEベクトル図の見直し
- 7. VE活動を継続するには
- 8. おわりに
発行年
1975年 VE研究論文集 Vol.6著者
- 日本コロムビア株式会社
音響第1設計部 - 今西良孝
カテゴリー
- VEの適用局面
キーワード
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